今日(2日)、四国や近畿では所々で激しい雨を観測。10時半現在は東海を中心に活発な雨雲がかかり、東京都内でも本降りの雨の所があります。
この時期としては雨量多く
昨夜(1日)から今日(2日)にかけて低気圧が日本海を進み、低気圧から延びる寒冷前線が本州付近を進んでいます。低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、太平洋側を中心に大気の状態が非常に不安定になっています。
昨夜から降り出した雨で九州ではこの時期としては雨量が多くなりました。24時間雨量は長崎県長崎市長浦岳で139.0ミリ(10時00分まで)、佐世保市で110.0ミリ(10時00分まで)などと所々で統計史上12月としては1位の値となりました。
今日の未明から明け方にかけては四国や近畿にも活発な雨雲がかかりました。
東海や関東も激しい雨に注意
午前10時半現在、西日本のまとまった雨雲は抜けつつありますが、東海を中心に雨雲がかかり、発達した雨雲も見られます。関東にも一部雨雲がかかり、東京都心でも午前9時には5ミリ、午前10時は2ミリの本降りの雨となりました。
東海は昼過ぎまで雨が降り、雷を伴って激しい雨の降る所もあるでしょう。関東も夕方にかけて広く雨や雷雨で、激しく降る所がありそうです。激しい雨とはバケツをひっくり返したような雨で、道路が川のようになってしまうことがあります。