米大統領ドナルド・トランプの自慢の娘で、大統領補佐官を務めているイヴァンカ・トランプ。その一方で幼い3人の子の母でもある彼女の意外な“良きママぶり”が度々話題になっているが、そんな彼女も3度の産後は必ずうつ状態に苦しんだという。


ドナルド・トランプ氏に溺愛され育ち、今もかなりの影響力があるとされるイヴァンカ・トランプ。立派な育児ぶりも話題になることが多く、躾や教育には手を抜かず熱心に取り組んでいるという。しかしそんな彼女をかつて苦しめたのは、なんと産後のうつ状態。しかも3度の出産後に必ず経験したとしてイヴァンカはトーク番組『The Dr. Oz Show』でこう語った。

「3人出産しましたが、3回とも産後うつを経験しました。」
「辛くて感情的になってしまったものです。母としても、また企業家やエグゼクティブとしても自分の能力を発揮しきれているのか―そんな気持ちを抱いたものです。
妊娠期間が楽だっただけに、よけいに辛かったのです。」

今のイヴァンカは瞑想するなどし、精神を良い状態に保っているそうだ。また普段は少し早く起きるなどして、子どもとの時間を大事にしているという。

ところでこの産後うつだが、実に出産後の女性の10パーセントが経験するとも言われ、またうつには至らぬものの8割は気分の浮き沈みが激しくなるという。そのような場合、以下のような対処法が精神の安定に役立つと『www.parents.com』は伝えている。

■医師の診断を受け、辛い気持ちをしっかり聞いてもらうこと
■リラックス法を学ぶこと
■赤ちゃんが眠ったら、一緒に休眠すること
■運動時間を確保すること(しかし散歩などリラックスを目的とした運動を選ぶこと)
■完璧な親を目指さないこと
■夫と話し合い、不安な点を確認しあうこと
■時間に縛られず、スケジュールの狂いに戸惑わないこと
■ママ友グループに入る、もしくは自分でグループを立ち上げること

当然世間には様々なママがおり、ママ友付き合いが育児に悪影響を及ぼすこともある。だが歌手アデルは産後に経産婦や妊婦に会い話し合うことで、ずいぶん救われたのだとか。
また夫との話し合いを怠らないこと、また「何時に何をしなきゃ」というスケジュールにこだわらないことは、確かにママのリラックスには役立ちそうだ。

ちなみにイヴァンカは生真面目で、「私はこうでなければ」という責任感ゆえにうつに悩んだもよう。何かとお騒がせな言動の多い大統領を支える補佐官を務めるイヴァンカにとって育児は決して楽ではないが、瞑想には確かにリラック効果があるもよう。同じく瞑想を続けるセレブには、マドンナ、レディー・ガガニコール・キッドマンキャメロン・ディアスミランダ・カーなどがいる。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)