(台北 12日 中央社)書店大手、誠品書店は8日、2016年の10大ベストセラーを発表した。人気作家、東野圭吾さんの小説が2冊ランクインし、上位10冊のうち5冊を日本書籍の翻訳書が占めた。


10位以内に入った日本書籍は、枡野俊明著「心配事の9割は起こらない:減らす、手放す、忘れる『禅の教え』」(2位)、東野圭吾著「ラプラスの魔女」(5位)、同「パラレルワールド・ラブストーリー」(7位)、小林弘幸監修、福辻鋭記メソッド制作「疲れとり首ウォーマー」(9位)、石田淳著「<チーム編>教える技術 行動科学で成果が上がる組織をつくる!」(10位)。

1位はフェイスブックで60万人以上のファンを獲得している新鋭作家、Peter Suさんの「如果可以簡単,誰想要複雑」。生活の中で自身が実際に遭遇した嫌な出来事や感情などを記録した。今年7月の発売後、2カ月連続で売り上げ首位を記録し、20週連続でトップ10内にランクインした。

(鄭景ブン/編集:名切千絵)