(台北 14日 中央社)財政部(財務省)関務署の麻薬探知犬訓練センターでこのほど、子犬13頭が生まれた。同センターで生まれた子犬は生後2カ月から1歳になるまでパピーウォーカーと呼ばれる飼い主に預けられ、人とのコミュニケーションの仕方などを学ぶ。


同署の謝鈴媛副署長によれば、税関では現在、39頭の麻薬探知犬が任務に当たっている。任期は最大で7年であるため、新しい麻薬探知犬の養成を続けていくことが不可欠だが、育成率はわずか18%にとどまっているという。

訓練センターでは生まれた子犬のパピーウォーカーを募集中。家庭での飼育期間に必要なエサや飼育用具、医療、予防接種などの費用は訓練センターが全額負担する。

(邱柏勝/編集:名切千絵)