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コブクロ
 
コブクロ

通算5枚目となる
待望のアルバムが遂に完成!
デビューから7年を迎えた今
初心に立ち返った二人が
今作に込めた想いを語る。

月に発売したシングル『桜』が、ロング・セールスを記録し続けているコブクロ。年末は「第47回日本レコード大賞」や「第56回NHK紅白歌合戦」への出場も決定し、最高の締めくくりで2005年の幕を閉じることになりそうだ。さらに、年明けの1月10日よりスタートするドラマ主題歌に、「桜」の起用が決定。2月8日には、11月にリリースしたシングル盤と収録内容が異なる"『桜』Spring パッケージ"がリリースされることとなった。また、3月からは全22公演を行う「KOBUKURO LIVE TOUR '06 "NAMELESS WORLD"」もスタートと、様々な展開が控えている。
 と、先に近況を述べてしまったが、今回の本題はこちら。そう、12月21日にコブクロは、通算5枚目となるニュー・アルバム『NAMELESS WORLD』をリリースした。ドラマの主題歌へ起用された大ヒット曲「ここにしか咲かない花」や、「桜」を含む、珠玉の全12曲を収録。初回盤には貴重な映像がたっぷり収録されたDVDも付いてくるので、是非そちらを手に入れていただきたい。
 インタビューでは、今の二人が感じているリアルな想いが次々と語られた。今現在のコブクロが持っている"生の感情"を、皆さんにお届けしたい。
(取材・文/長澤智典)

Video Comment
コブクロ
コブクロからのメッセージ!
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コブクロ

オフィシャルサイト

レーベルサイト

アーティストデータ

前回のインタビュー
(2005.11.02 掲載)

New Release
『NAMELESS WORLD』
New Album
『NAMELESS WORLD』
初回盤(CD+DVD)
発売日:2005/12/21
WPZL-30038-9
価格:¥3,400(税込)


通常盤(CD)
発売日:2005/12/21
WPCL-10244
価格:¥3,150(税込)

■収録曲
01: Flag
02:
03: 六等星-NAMELESS STAR TRACK-
04: ここにしか咲かない花
05: 待夢磨心-タイムマシン-
06: Pierrot
07: Saturday
08: 大樹の影
09: NOTE
10: Starting Line
11: LOVER'S SURF
12: 同じ窓から見てた空

【初回盤】
特典1: NAMELESS WORLD SPECIAL RARE DVD
1.NTT西日本DENPO115ショートムービー
[空に想いを]
2.Director's Cut 秘蔵映像
特典2: コブクロ Premium Event 〜Talk&握手会〜 応募券

Interview
コブクロ インタビュー

Excite: 待望のニュー・アルバム『NAMELESS WORLD』を聴かせて頂きましたが、心に歌がグッと染み渡る、ずっと手元に残しておきたくなる作品が完成しましたね。

小渕:そう言ってもらえると嬉しいですね。僕らはいつも、先にライヴで楽曲をお披露目してから音源化して行くんですけど、今回のアルバムはコブクロを結成した頃に作った『桜』から、ライヴでもまだ披露したことのない『Pierrot』までをも詰め込んだ"7年越しで出来上がったアルバム"という実感を持ってるんですよ。そう思えたのも、活動を始めたばかりの頃に作った『桜』と、今年作った『ここにしか咲かない花』を聴き比べても、まったく時間軸のズレを感じないよう、ずっと同じ想いを抱きながら進んで来れてることを、自分たちで再確認出来たからなんです。

Excite: それは、自分らの芯となる部分が未だにブレてないってことですか?

小渕:そうなんです。たとえば、いつもと全然違うような音楽性を提示して、それに反響が集まってしまうと、「どうしよう、次がない」と迷ってしまうと思うんです。僕らは、コブクロを結成した 7年前…それこそ、ストリートでライヴを演り続けている頃から、路上を行き交う人たちと"同じ目線"の曲を歌って行きたいと思ってたし。今でもその気持ちに変わりはない。だからこそ、その頃に作った「桜」がこうやって支持を得られたのは、僕らが演ってきたものが間違いじゃなかったという証明でもあるし。「上手いこと舵を握りながら、コブクロという船を進めて来れたのかな」という想いなんですよ。

Excite: "同じ目線"というのは、アルバム『NAMELESS WORLD』を聴いてても強く感じました。「そうだよなぁ」「わかる、自分もそう!」と思える歌が、数多く溢れてることを強く実感しましたし。

小渕:「ここまで自分たちの話をして良いのかな?」と言うくらい、自分たちの言葉で素直に想いを綴った歌ばかりが、この作品には入ってますからね。正直、僕らはそんな感動的な物語になるような人生を歩んでいるとは思ってないんですよ。誰もが当たり前に送っている日々のように、普通に友達と会って会話をしたり、ご飯を食べたり。ただ僕らは、こうやって日々感じた想いを言葉にして"音楽"として残せる立場にあるだけの話。決して特別な存在でもなければ、世の中の人たちみんなと同じ状況で日々を過ごしているだけなんです。例えば、友達に手紙やメールを送ったり、電話をしたり。その言葉のやり取りの中に、感動の大小ってないじゃないですか。どんなに小さな言葉でも、大切な想いがこもっていたら絶対に伝わるし。どんなに感動させようと思っても、そこへ本気の想いが詰め込まれてなかったら、一つも伝わりはしない。結局は、「どれだけその想いや言葉を真剣に伝えようとしていくか」だと思うんです。僕らは、常にそういう気持ちを胸に、音楽を通して、聴いてくれる人たちへ同じ目線で話掛けて来たし、僕らの話を聴いて欲しいとも思いながら歌っている。ただ、直接みんなとは話が出来ないからこそ、こうやって「僕らはこうなんだ」という気持ちを、アルバムを通して伝えているだけのことなんですよ。
黒田:そうだね。そこ(楽曲)には何の邪念もないし、すっごく純粋な想いだけを詰め込みながら作り上げ続けて来たアルバムだとも思ってる。それが伝わっていったのであれば、すごく嬉しいことですよね。

コブクロ
Excite: なるほどね。その純粋さがリアルに伝わって来る「同じ窓から見てた空」ですが。この詩には、どのような想いが込められていますか?

小渕:この歌は、実際に僕が地元へ帰ったときに体験したことを元に綴ってるんですけど。僕らは、今28歳という、まだまだ"若造"と呼ばれる年齢なんですが。でも、高校を卒業して10年という日々が経過したように、過去を振り返られる年齢でもあるんです。もちろん仲間たちそれぞれが、仕事を通して色んな人生を背負い始めてる。そのときに集まった友達というのは、誰がヒーローとかいうこともない。当時はクラスの中で目立ってなかった奴が、今はすごく輝いていたり。そういう連中が集まって学生時代を振り返ったときに、まるであの頃が3年間という青春映画のように思えてきたんです。それと同時に、フッと交わす言葉に重みがあったり。それ以上は聞き出せない、「わかれよ、この気持ち」という、男同士だからこそ感じられる無言の想いを抱いたり。そういう"今の年齢だからこそ感じられる青春の懐かしさと現実の厳しさ"が一気に重なりあったとき、「この気持ちを、いつか歌にしたい」と言う想いが芽生えて、一年ぐらい掛け、ようやくこの楽曲を書き上げることが出来たんです。

Excite: 中には「待夢磨心-タイムマシン-」のように、過去の自分へ「そんなに人生甘くはないぞ」と戒めつつ、未来の自分に対して「俺は頑張ってるぞ」と、現在の気持ちを叫ぶ歌も登場しますよね。この楽曲もまた、28歳という長い道の途中だからこそ言える今の気持ちを綴っているという印象を覚えました。

小渕:例えば明日、何もかも終わってしまうことだってあるかも知れない。でもそのときに笑えてる奴というのは、昨日までを必死に生きてきた奴だと思うんです。過去を振り返ったり未来を見据えたときに、「あの時期はこうだったね」とは言えるかも知れないけど。それはあくまでも結果であって、「一瞬一瞬を一生懸命に生きていれば、それで良いのかな」と思って書いた歌でした。
黒田:僕らが求めて行かなきゃいけないものって、「コブクロとはこうだ」じゃなく、「今の僕らが出来ることを、精一杯日々の中で楽しんで行くこと」なんですよ。そうやって歩き続けて行くことで、未来に大きな道が開ける。結局は、そういうシンプルな答えだったんです。

Excite: 中には「Flag」のような、路上時代を振り返った歌も入ってますけど。それを今、歌にしたということにも、興味を抱かされたんですよね。

黒田:ストリートで演っていた頃から7年が経過しまして。最初は、見向きもされなかったのに、いつしかストリートじゃ歌えないくらいにまで人が溢れてしまって、気がついたらメジャーというフィールドに立って数年の日々が過ぎていました。路上を演ってる頃は、目の前にいたお客さんたちへ想いを届けることが全てだったのに、いつからか、スタジオでメロディやリズムだけを追い掛けるようになって、「誰のために、何のために歌っているのか」が分からなくなっていったんです。音楽って、リズムやピッチが正確だから伝わるのではなく、そこに想いがあってこそ、初めて伝わるものじゃないですか。その"音楽としての根本"へ、二人して改めて立ち返ったときに感じたのが、ストリートに立ってた頃の"音楽へ向かう純粋な気持ち"だったんですよ。
小渕:一時は、"路上系ミュージジャン・コブクロ"と言われることを、すごく嫌ってた。確かにスタート地点はそうだけど、僕らは一人でも多くの人たちへ想いを届けたいが為の手段として、路上を選択していただけのこと。だからこそ、その肩書から必死に逃れようと前へ前へ進み続けて行くうちに、グルッと地球を一周したのか、再び一本の旗が見えてきたんです。それが、路上で歌ってるときの"コブクロの原点"としての姿だった。
黒田:「変わらなきゃ」じゃなく、「自分たちらしく、自分らなりの目線で歌って行けば良いんだ」。そう思えたときに、路上で歌ってた頃の姿も素直に受け止められる自分らが居たんですよ。
小渕:あのときの環境がどうであろうと、誇りを持って音楽へ向かってた自分たちの姿へ、今改めて誇りを覚えることが出来るようになったんですよね。そんな「過去の自分らに負けちゃいられない」という想いも込めつつ、この「Flag」が生まれました。

Excite: この『NAMELESS WORD』には、お二人の生き様と同時に、聴き手である僕ら自身の弱い気持ちさえも支えてくれる、掛け替えのない"心の友"としての想いを感じてしまいました。

黒田:この作品には、28歳の小渕健太郎と黒田俊介の、背伸びしていない想いの全てが詰め込まれているからだと思います。
小渕: 1曲ずつがショート・フィルムのようになってるので、色んな"今のコブクロの想い"を感じてください。

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