![COUNTDOWN JAPAN 09/10 4th day [ライヴ]](http://image.excite.co.jp/jp/music/report/1002_cdj4/80x60.jpg)
![COUNTDOWN JAPAN 09/10 3rd day [ライヴ]](http://image.excite.co.jp/jp/music/report/1001_cdj3/80x60.jpg)
![COUNTDOWN JAPAN 09/10 2nd day [ライヴ]](http://image.excite.co.jp/jp/music/report/1001_cdj2/80x60.jpg)
![COUNTDOWN JAPAN 09/10 1st day [ライヴ]](http://image.excite.co.jp/jp/music/report/1001_cdj1/80x60.jpg)
![NICO Touches the Walls [ライヴ]](http://image.excite.co.jp/jp/music/report/1001_nicotouchesthewalls/80x60.jpg)
![Base Ball Bear [ライヴ]](http://image.excite.co.jp/jp/music/report/1001_baseballbear/80x60.jpg)
![Mr.Children [ライヴ]](http://image.excite.co.jp/jp/music/report/1001_mrchildren/80x60.jpg)
![GLAY [ライヴ]](http://image.excite.co.jp/jp/music/report/1001_glay/80x60.jpg)
![椿屋四重奏 [ライヴ]](http://image.excite.co.jp/jp/music/report/1001_tsubakiya/tsubakiya_80x60.jpg)
![ゴスペラーズ [ライヴ]](http://image.excite.co.jp/jp/music/report/0912_gospellers/gospellers_80x60.jpg)
![くるり [ライヴ]](http://image.excite.co.jp/jp/music/report/0912_quruli/80x60.jpg)
![木村カエラ [ライヴ]](http://image.excite.co.jp/jp/music/report/0912_kaela/80x60.jpg)
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【YUI 3rd Tour 2008“oui”〜I LOVED YESTERDAY〜】はこの日で10本目、ツアーの折り返し地点を迎えようとしていた。定刻より8分程遅れてステージにYUIとバンド・メンバーが登場、YUIの「名古屋〜!」という掛け声に応え、どよめくような歓声が上がる。会場はオペラなどの観劇用に作られていて、なんと5階まで客席があり、天井の高い落ち着いた雰囲気のホール。しかし、「Laugh away」「Find me」など3rdアルバムからの楽曲を中心に、YUIが活き活きと歌い、笑顔を見せ、ギターを鳴らしてゆくにつれ、格調高い会場にはまるでライヴ・ハウスのような熱気が充満していった。
YUIの大きな魅力の一つである澄んだ高音が、この日は一際美しく響く。時折バンドのメンバーと顔を見合わせて音のタイミングを確かめながら、息ピッタリの演奏を楽しませてくれた。「夏先取りな感じで、聴いてください」と告げて、新曲「SUMMER SONG」を披露。夏への昂ぶる期待感を描いた清々しいポップ・チューンで、会場の盛り上がりはピークを迎える。
名古屋はもう何度か訪れているので「手羽先の食べ方も覚えた」と語ったり、「おみゃー、なんばしよっとか?」と名古屋弁とYUIの地元・博多弁とのコラボレーションを聞かせてくれたりして、お客さんを喜ばせることも忘れない。「Namidairo」のアコースティック・ギター弾き語りは、シンプルだけど力強く、豊かな情感が声の端々に込もっていて、YUIのヴォーカリストとしての底力を改めて感じることが出来た。「私の大切な過去を歌った曲です」との前フリで歌った「My friend」も染みる。デビュー以来、常に前進してきたYUI。アルバム・タイトル『I LOVED YESTERDAY』が語っているように、改めて“昨日”“過去”を見つめ、愛することは、YUIが“今日”“未来”の自分を愛するためにも必要なことなのだろう。
名古屋のお客さんはとても元気で、ステージに向かって思い思いの言葉を投げかけているのも印象的だった。「シャチホコやって!」という掛け声には客席にいた私の方がギョッとしてしまったが、YUIがそれに応えて本当にシャチホコ・ポーズを見せたのには爆笑してしまった。YUIはこれまでのツアー以上に自分を解放していて、勢いのあるライヴが出来ているように感じる。「Daydreamer」「Highway chance」とロック色の強い曲でライヴ本編は終盤を迎えた。アンコールでは懐かしい2ndシングル「Tomorrow’s way」を聴くことが出来たのも感慨深かった。「OH YEAH」「LIFE」とノリのよい曲を畳み掛け、ラストには、最前列で観ていたカップルのお客さんにピックを手渡したり、握手に応じるなどの嬉しい計らいも。YUIの方から心を開き、歩み寄って、一層お客さんに近付こうという意志が感じられる、熱く勢いのあるライヴだった。
(取材・文/大前多恵)