BYD、日本専用設計の新型軽EV「BYD RACCO」を発売「BYD RACCO」は、BYDとして初めて日本の軽自動車規格向けに専用設計したEVであり、海外自動車メーカーによる軽規格専用車としても初めてであるという。
モデルは、満充電時の航続距離が210キロメートルの「BYD RACCO 200」と、同320キロメートルの「BYD RACCO 300」の2種類。グレードは「BYD RACCO 200」「BYD RACCO 300Plus」「BYD RACCO 300Premium」の計3種類を展開し、ボディカラーは全6色を用意する。航続距離はいずれも国土交通省審査値。
エントリーグレード「BYD RACCO 200」のメーカー希望小売価格は、税込214万5,000円。CEV補助金は全モデル・グレード一律で15万円としている。
車両保証は、一般車両と走行に関する重要部品が6年または15万キロメートル、EV高電圧・駆動部品と駆動用バッテリーが8年または16万キロメートル。駆動用バッテリーについては、税込1万8,000円の有償保証に加入することで、容量保証を最長10年または20万キロメートルまで延長できるという。
また、6年間のロードアシスタンスを24時間365日提供し、電欠時には現地で走行可能な電力を充電するとのことだ。
「BYD RACCO」は、車載ソフトウェアによって機能を制御するSDVをベースに設計している。OTAによるソフトウェア更新に対応し、購入後も車両機能や利便性を更新できる。
車両には、新たに開発した統合型EV技術「X-PACK」を採用した。駆動用バッテリーや電子制御ユニット、車載充電器、車両コントロールユニットなどをバッテリーユニット内に統合することで、衝突時の衝撃を吸収する空間を確保したという。
シャシには、BYDのEV専用プラットフォーム「e-Platform 3.0」をベースに、リン酸鉄リチウムイオンを使用したブレードバッテリーと、バッテリーを車体構造の一部とする「CTB」技術を採用した。約70%に高強度鋼板を使用し、ルーフとサイドパネルにはレーザー溶接を取り入れた。
車体はスーパートール型で、左右に電動スライドドアを備える。同社は、日本の道路環境に合わせた走行性能や安全性、居住性を実現し、軽自動車市場での普及を目指すとしている。

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