8月13日に発生した千葉豪雨で千葉市花見川区の花見川が増水した影響で、橋の架け替え工事の現場から高圧ガス容器計15本が流されて見つかっていないことが2日、同市消防局や県への取材で分かった。現場付近の川底や下流域に流れ着いた可能性がある。
同局はガス漏れなどの危険があるとして、発見しても触れたり火気を近づけたりしないよう注意喚起している。
(渡辺翔太)
 同局などによると、現場は老朽化に伴う新設工事中の亥鼻橋。15日午前、施工業者が工事現場で管理する酸素容器(47リットル型)9本と圧縮アセチレン容器(41リットル型)6本がなくなっていることに気付いた。このガスは鋼材切断のための燃料として使われていた。
 同業者はガス容器の販売会社の助言を受け、18日に同局指導課に事案を報告。19日、経済産業省が公表した。
 同局によると、ガス容器の管理状況に問題はなかった。同業者は台風予報時には高い位置で保管する作業を行っていたが、今回は急な豪雨だったため対応していなかった。ガス容器は川底や下流域、東京湾に流された可能性がある。同業者が現場周辺を捜しているが、2日時点で見つかっていない。
 同局はなくなったガス容器についてガス漏れによる引火や、発見者が触れた際にけがをするリスクがあると説明。見つけても触れずに、ガス容器に記載の所有会社や同局指導課((電話)043-202-1672)に連絡するよう呼びかけている。

 市土木保全課によると、現場では豪雨による資材流出やクレーン車の浸水、土砂崩れなどの被害も出た。新設の橋の2028年度通行開始予定に変更はない見通し。
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