Eテレ『昔話法廷』5年ぶり復活。貫地谷しほり、桐谷健太らの共...の画像はこちら >>



Text by CINRA編集部



ドラマ『昔話法廷 ~滋賀・「天女の羽衣」裁判~』が8月22日20:00からNHK Eテレで放送される。



『昔話法廷』は「もし昔話の登場人物が訴えられたら…?」という設定のもと描かれる法廷ドラマシリーズ。

2015年に始まり、これまでに「三匹のこぶた」や「桃太郎」など11本を制作してきた。番組の中で判決は出ないが、昔話を新たな視点から見つめ、主体的・多角的に考えることの大切さを伝えていく。2016年には「子ども番組のオスカー」と称される国際コンクール『プリ・ジュネス』で最優秀を受賞。



5年ぶりの新作となる今回のモチーフは、滋賀県北部にある余呉湖に伝わる「天女の羽衣」。



ある日、天から羽衣をまとった天女が舞い降りた。天女が湖で水浴びをしていたところ、一人の男が見かけて、一目ぼれ。男は、木にかけてあった天女の羽衣をそっと隠した。羽衣がなくなり天に帰れなくなった天女を、男は素知らぬ顔で優しく励ました。やがて二人は夫婦となり、幸せに暮らした。そんなある日、天女は隠されていた羽衣を発見する。天女は、追いすがる男を振り切り、天へ帰って行ってしまった――。



これまで番組では、殺人や強盗致傷などの刑事事件を扱ってきたが、今回はシリーズ初となる「家事裁判」。

「羽衣を隠すという“詐欺行為”がなければ、そもそも婚姻は成立しなかった」と天女は、夫に対して「婚姻の取消し」を求めて訴えを起こす。



脚本は前作「桃太郎」を手がけた森下佳子が担当。原告・天女役を貫地谷しほり、被告である夫役を桐谷健太、原告代理人役を眞島秀和、被告代理人役を小林薫、裁判官役を八木莉可子(滋賀県出身)が演じる。



新作の前に人気の高い過去作を再放送。



再放送スケジュール
「三匹のこぶた」裁判:8月16日(日)15:55~16:10(Eテレ)
主な出演:木南晴夏、加藤虎ノ介、小芝風花



「浦島太郎」裁判:8月16日(日)16:10~16:25(Eテレ)
主な出演:奥貫薫、平田満、清水くるみ



「桃太郎」裁判:8月16日(日)午後16:25~16:58(Eテレ)※森下佳子脚本
主な出演:天海祐希、佐藤浩市、仲野太賀、仲里依紗



「さるかに合戦」裁判:8月20日(木)23:20~23:40(Eテレ)
主な出演:小林聡美、小澤征悦、中村倫也(声)



「赤ずきん」裁判:8月22日(土)15:10~15:30(Eテレ)
主な出演:吉田羊、竹中直人、佐藤玲



【貫地谷しほりのコメント】
産後初めてのテレビドラマの出演が天女役。驚きました。自分も天女というとんでもない役ですが、周りの皆様もだいぶ濃いキャラクター。非日常な設定の中でリアリティを追求していくという、お芝居の醍醐味みたいなものを久しぶりに感じる事が出来て、とても楽しかったです。森下佳子さんの見事な脚本と、素晴らしいスタッフ・共演者の方々に導いていただきました。みんなの意見を聞いて話し合いたくなるドラマ、楽しみにしていてください。



【桐谷健太のコメント】
白黒つけたがるのも人間、白と黒の間で行ったり来たりするのも人間、誰ひとり同じ色はないのも人間。あなたは宇宙にひとつの何色でしょうか。

このドラマを、お一人でも、ご家族とでも、誰かとでも観て頂き、あなたなりの答えや想いに出あってくだされば、とてもうれしいです。そしてそのことがあなたの色を更に明るく輝く色にすることができたなら、とても幸せです。



【八木莉可子のコメント】
このシリーズは、昔話の登場人物が現実の世界にやってきて裁判をしたらどうなるのかを描いています。どちらかを一方的に「悪い」と決めつけるのではなく、子どもたちが多角的な視点で物事を考えるきっかけになると嬉しいです。そして今回は家族についても描かれており、年齢によっても、受け取り方や感じ方も変わる内容だと思うので、ぜひ幅広い世代の皆さまに楽しんでいただけたら幸いです。また、余呉湖の伝説を通して、滋賀の魅力がさらに全国へ広がるきっかけになりますように。



【眞島秀和のコメント】
誰もが知っている昔話を新たな視点で検証するということで、真剣に演じました。皆様がどんな答えに辿り着くのか、楽しんでいただきたいです。



【小林薫のコメント】
タイトルにありますよう、法廷が舞台となっています。演じてみて改めて思ったのは、原告、被告の立場が違うと、全く違った景色になることでした。良かれと思って言った事が、相手に苦痛を与えていた…。なんか老若男女に関わらず考えさせられますね。

これは余談ですが、今回女性からの訴えがもとになっています。が、もし男性から婚姻を解消したいと訴えたら、世間の風向きはどうでしょうか。と、言いますのも、昭和の時代、身近なところに、そんな男がソコソコ居たような気がするからです。時代と共に男女関係の価値観も変わってくる。その辺りも重ねて観ていただければより面白さが増してくるンじゃないかと思っているところです。



Eテレ『昔話法廷』5年ぶり復活。貫地谷しほり、桐谷健太らの共演で森下佳子が「天女の羽衣」裁判描く



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