プロダーツプレーヤーと“Gカップ”グラビアアイドル、二つの顔を持つ熊谷麻音。クールな見た目から想像するストイックなアスリート像は、口を開いた瞬間に裏切られた。
ほんのりとした青森なまりで語り出したのは、「虎に本気で恋をした」「食べられてもいい」という規格外の動物愛。その強烈な個性のルーツである動物愛と、青森での幼少期、そして10歳で出会ったダーツの原点に迫る。(前後編の前編)

【写真】プロダーツプレイヤー&グラドル熊谷麻音の撮り下ろしカット【12点】

――SNSを拝見すると動物がお好きなんだなと感じますが、実際はどのくらい?

熊谷 自分でもよく分からないんですけど、ちょっと異常で、引っかかれるぐらい好きかもしれないです(笑)。私、本気で虎に恋したこともあるんですよ、恋愛感情で。

――虎に……恋、ですか?

熊谷 はい、ホントなんです。北海道のノースサファリサッポロっていう動物園に、ティガーくんっていう虎がいて。その子に恋愛感情を抱いてしまって、「食べられてもマジでいい」って思っていました。彼のお嫁さんを探すってなったときは、悔しくて涙が出たりして。動物園の社長にもドン引きされましたね(笑)。

あとは、キツネを抱っこしたとき、爪が鋭くて腕が血だらけになったことがあるんですけど、それが嬉しくて嬉しくて。噛まれたい性癖とかじゃなくて、動物に噛まれたりするのが好きなんです。病気になる心配とかもされますけど、正直なってもいいかなって(笑)。


――東京に出てきて、その感覚で驚かれたことありそうですよね。

熊谷 青森は寒いからネズミを見たことがなかったんですけど、歌舞伎町に行ったときに初めて見たんです。それもゴミ袋の中に入っているネズミ。かわいそうだから袋を破いて出してあげたんですよ。そしたら友達に「それはやばい」って本気で止められました。私、ハムスターも飼ってたからネズミも大好きで。「かわいい!」ってなっちゃって。

――なかなかですね(笑)。その感覚は、青森での子ども時代から育まれたものなのでしょうか。

熊谷 そうですね。地元には自然しかないので、毎週おじいちゃんとおばあちゃんと「八甲田憩いの牧場」に行っていました。そこで草をむしって馬にあげるのが大好きでしたね。
今でも一番誘われて嬉しいのは牧場です。初デートで牧場に誘われたら、マジで好きになります、絶対に。

――かなり具体的ですね(笑)。

熊谷 でも、そんな人はいないんですよ(笑)。牧場に行って「臭いな」とか言われたら一瞬でその人のこと嫌いになります。私と同じくらいの感覚がいい。動物のよだれだらけになってくれる人がいいですね。

――当時、学校の友達とはどうやって遊んでいたんですか?

熊谷 とにかく生き物が好きだったので、用水路みたいなドブ川でカエルを探したり、アメンボを見たり……。あとは公園で縄跳びしたり、道路にチョークで絵を描いたり、本当にそれくらいしか遊びがなかったです。

――ダーツはいつから始められたんですか?

熊谷 10歳の頃からです。親が青森でダーツバーをやっていて、学校が終わるとそのお店に帰っていたんです。最初はカウンターで宿題をやってたんですけど、だんだん宿題が嫌になってきて、「ダーツしよっかなー」って。


――お客さんに教わったりしたんですか?

熊谷 いえ、人生で一度もダーツを教えてもらったことはないですね。感覚でやるタイプなので。やり始めたらあまりに上手くなっちゃって。どんどん楽しくなっていきました。

――どれくらい上達したのでしょうか。

熊谷 中学2年生のときが全盛期で、カウントアップっていうシンプルなゲームがあるんですけど、24本投げて、真ん中のブルに22本入れたのが最高記録です。

――24本中22本!すごいですね。

熊谷 その頃は何も考えてなかったんですよ。「パッション」だけで投げていました。でも今は「あ、今のリリースが遅かったんだ」とか色々知識がついちゃって、邪念が増えたから何もできなくなりました。

「パッションだけで投げてた」という天才的な感覚。その裏で、学校には居場所がなくなっていた。
後編では、いじめによる2年間の不登校と、彼女を救った母の言葉、そしてグラビア挑戦の裏側に迫る。

【プロフィール】
熊谷麻音(くまがい・まお)
1996年8月28日生まれ、青森県出身。T167、B86・ W59・ H91。血液型B型。両親が営むダーツバーで腕を磨き、プロライセンスを取得。以後、プロダーツ選手として活動しながら、グラビアアイドル・タレントとしても活躍中。妹はプロダーツプレーヤーの鹿内麻友。趣味は動物、シュノーケリング、海外旅行。初恋は虎のティガーくん。

【後編】プロダーツ&グラドル熊谷麻音、不登校時代を支えた母の言葉 グラビア挑戦に「麻音、脱げば?」
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