「食べているのに、なんとなく体の衰えを感じる」という方は、特定の栄養素が慢性的に不足しているかもしれません。中高年になると知らないうちに欠乏しやすく、老化を加速させる栄養素が4つあります。


今回のテーマは、「不足すると老化リスクを高める栄養素」です。
たんぱく質・ビタミンD

日本抗加齢医学会専門医の五藤先生によると、たんぱく質は中高年になると消化吸収能力の低下や食欲減退の影響で、慢性的に不足しやすくなるといいます。たんぱく質不足は、筋肉量の低下だけでなく、免疫・ホルモン・酵素の材料不足にもつながるそうです。

また、ビタミンDは骨密度の維持だけでなく、筋力・免疫・認知機能にも深く関わっています。五藤先生は、屋内生活が中心の方は特にビタミンDが不足しやすいため、食事や日光浴を通じて意識的に補給することが大切だと話しています。
マグネシウム・亜鉛

マグネシウムは300種類以上の酵素反応に関わるミネラルで、血糖調節・血圧維持に欠かせません。しかし、五藤先生によると、精製食品が多い現代の食生活では非常に不足しやすい栄養素だといいます。

亜鉛は皮膚の再生や抗酸化酵素の構成成分として老化予防に直結します。飲酒習慣がある方や利尿剤を使用している方は、栄養バランスが偏っていないか、一度確認してみることも大切です。

五藤良将 ごとうよしまさ 医療法人社団五良会 竹内内科小児科医院 院長 千葉県立東葛飾高校卒、防衛医科大学校医学部卒。その後に自衛隊中央病院、防衛医科大学校病院、千葉中央メディカルセンターなどの勤務を経て2019年9月に継承開業に至る。 日本抗加齢医学会専門医、日本内科学会認定医、日本旅行医学会認定医、日本医師会産業医、日本美容内科学会評議員 この監修者の記事一覧はこちら

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