恋愛・婚活コンサルタントとして数々の女性の相談に乗ってきた筆者が、これまでに寄せられた相談の中でも“忘れられない婚活男子”を紹介。婚活に役立つありがたいアドバイス付きでお届けします。


今回紹介するのは、「『俺ってメンヘラホイホイなんだよねー』自己紹介から地雷要素がにじみ出る男性」。

弁護士ぞろいの合コンに「大当たりの予感!」だったのに...

金曜の夜、銀座の某イタリアンで男女4対4の合コン。参加した女性のお話です。

すっかりマッチングアプリ全盛の今、実に1年以上ぶりに誘われた合コンを前に、その女性は浮き足立っていたといいます。金曜夜、クタクタだったけれど「今日は絶対手を抜けない」と定時ダッシュで会社を飛び出し、銀座三越の化粧室へ直行。大きな鏡の前でいつもより入念にメイク直し。服も"ちゃんとして見える"清楚な白ワンピースを選んで、気合いはバッチリ。というのも、今回の相手は弁護士。どうしても期待が膨らみます。

「結婚相手が弁護士さんだったら親にも紹介しやすい!」「今夜は久しぶりに大当たりの予感!」

ところが合コン中盤、彼女の期待値はひと言で一気に暴落することに。
「ホントに独身?」女性陣がどよめいた、独身偽装を疑うレベルのハイスペ男性

その女性が特に気になったのは、スーツとネクタイをビシッと着こなした30代後半から40代前半くらいの男性。最近はオフィスカジュアル化が進み、シャツの裾すら怪しい男性も珍しくない中、濃紺のスーツにきっちり身を包んだ彼は、それだけで3割増し。
いかにも"デキる弁護士先生"という風貌。その知的な色気を前に、女性は

「今日は最大級のご褒美合コンかも」「来てよかった」

と思ったのだとか。

だいぶお酒も進み、場もすっかり和んできたころ。女性が冗談まじりに

「ホントに独身ですか? 今流行りの独身偽装とかじゃないですよね笑」

と振ってみたところ、返ってきたのが、まさかのひと言でした。

過去に登場した残念な婚活男子を一気見
「俺ってメンヘラホイホイなんだよねー」で一気にお通夜ムード

「いや、それは大丈夫。てか俺ってメンヘラホイホイなんだよねー」

その瞬間、女性の期待値はズドン! と暴落。本人はたぶん、ちょっとモテる男っぽく演出したかったのでしょう。

「なぜか重い女に好かれちゃうんだよね」

そんなニュアンス。でも女性側に届くのはまったく別のメッセージ。しかも反省でもなくネタとして披露していて、ちっとも悪ぶれる様子がなかったそう。ドン引きです。

「メンヘラホイホイ」と自称する男性の多くは、もともとメンタルが不安定な女性を引き寄せているのではなく、付き合ううちに相手を不安定にさせている――いわば「メンヘラ製造機」。
それを初対面の女性たちの前で笑顔で自白している。罪悪感ゼロで。かなりの地雷感が漂います。
輝かしいスペックに騙されないようにしましょう

さらに厄介なのが、彼の職業。口が達者なのは言うまでもありません。もし交際後に女性が「傷ついた」と訴えても、

「そんな受け取り方をするほうがおかしい」「論理的に考えてみて」

と理詰めで返してくる。これを繰り返されると、女性は「私の感覚がおかしいのかも」と思い込み始めるでしょう。外面はスマートで知的、でも親密になった途端に豹変するタイプ。外面の良さで周囲が気づきにくいから、余計に厄介。

合コン後、一緒に参加した女性の友人も

「いやー、あれは絶対モラ! やばいよねー!」

と断言していたのだとか。それだけ発言の違和感が大きかったということでしょう。

「弁護士」「高収入」「知的」――そのスペックに目が眩んで、肝心の発言を聞き流してしまう気持ちはわかります。
でもそれが、メンヘラ製造機の思うつぼ。婚活で最後にものを言うのは、学歴でも肩書きでもない。その人が、何気ないひと言で何を自白しているか。バッジの輝きに見とれている場合じゃありません。

松尾 知枝 まつお ちえ 恋愛・婚活コンサルタント、株式会社インプレシャス代表取締役。国際線CAを経て、合コン総研アナリストとしてテレビや雑誌に出演。自身の経験と心理学をベースにした自分ブランド構築スクール「Precious 美女塾」を開設。セミナー、パーティ開催を通じ、多くの女性に恋愛アドバイス、出会いサポートを行っている。著書『あなたの生きづらさ“昭和な呪い”のせいでした』(小学館)など累計発行部数は10万部以上。 『あなたの生きづらさ“昭和な呪い”のせいでした』(小学館) Instagram:https://www.instagram.com/chie_matsuo/
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