ロレックスは同じシリーズでも、世代やサイズ、素材、機能によって着け心地や印象が異なる。また、中古市場では流通量や人気にも違いがあり、それぞれに異なる魅力を持っている。


本連載では、中古時計市場に精通したプロが、人気モデルごとの特徴や選び方をテーマ別に解説する。初めてロレックスを購入する人はもちろん、次の一本を検討している人にも役立つ情報をお届けする。

第1回は、ロレックスを代表するスポーツモデル「エクスプローラーI」を取り上げる。中古市場で流通する4つの世代を比較しながら、それぞれの特徴と選び方を紹介する。
○エクスプローラーIは世代ごとに何が違う?

エクスプローラーIは大きく分けると36mmの旧世代、39mm世代、現行36mm世代、そして40mm世代に分類できます。

基本デザインは共通していますが、サイズやブレスレットの質感、ムーブメント性能には違いがあります。

旧世代(36㎜)は、コンパクトでクラシックな雰囲気が魅力で、文字盤や針のエイジングなど細かな風合いを楽しむことができ、現行モデルと比較すると相対的に価格が抑えられた品物もあります。

また、存在感と最新スペックの実用性を求めるなら現行品の40mmをおススメします。ご自身の普段の服装や腕回りとのバランスも考えながら、実際に手に取って最適な一本を見つけてください。(コメ兵 鳥居 真)  

≫エクスプローラーのフォトギャラリーはこちら

≫ロレックス|エクスプローラーI の販売価格をチェックはこちら

○中古市場ではどの世代が選ばれている?

中古市場では、世代ごとに価格が異なります。近年の中古市場では、現行40mmモデルへの注目が集まる一方で、旧世代36mmモデルの14270や、114270は「エクスプローラーIらしいサイズ感」として支持されており、状態の良い個体は安定した需要があります。

100万円を超える価格帯ですが、現行モデルと比較すると手に入れやすい品物です。
対して、最新スペックの現行品、124270や224270に近づくほど価格は高い傾向があります。

ただし、旧世代でもトリチウム夜光の個体や、1世代限りとなった39mm(214270)は流通量が少なく、希少性から取引価格が上昇傾向にあり、引き続き注目すべき世代です。

≫エクスプローラーのフォトギャラリーはこちら

≫ロレックス|エクスプローラーIの販売価格をチェックはこちら

鳥居 真 トリイ マコト 株式会社コメ兵 商品部 時計G プロダクトマネージャー。2013年の入社以来、販売、買取の最前線とオークション市場の両面でキャリアを重ねる。現在は時計商材の責任者として、国内外のマーケット動向を見極めたプライシング(価格決定)や、最適な販路選定(小売・オークション)を統括、コメ兵の時計流通の要を担う。趣味はサッカー観戦。KOMEHYOオンラインストア:https://komehyo.jp/ この監修者の記事一覧はこちら
編集部おすすめ