「確か、ここにしまったはずなのに見つからない」

忙しい朝や出かける直前に、鍵やハサミが見つからず、家の中を何度も行き来したことはありませんか?探し物が多いからといって、必ずしも収納が苦手とは限りません。物をしまう場所や、使った後の戻し方が曖昧なために、「探すこと」が日常になっているケースもあるのです。

大切なのは、見た目をきれいに整えることよりも、探さなくても見つかる仕組みを作ること。今回は、探し物を減らすために取り入れたい3つの収納ルールを紹介します。

“一つの物に一つの定位置”を決める

ハサミや爪切り、充電ケーブルなどを、その時々で空いている引き出しや棚へ戻していませんか?置き場所が毎回変わると、必要になるたびに「前回はどこへ置いたのか」を思い出さなければなりません。家族で共有する物なら、使った人によって戻す場所が変わり、さらに見つけにくくなることもあります。

探し物を減らす基本は、物ごとに定位置を一つ決めること。例えば、ハサミはダイニング横の引き出し、爪切りはリビング収納、充電ケーブルはデスクのケースというように、戻す場所を固定します。収納スペースが空いていても、その都度別の場所へしまわないことがポイントです。「使ったらここへ戻す」が定着すれば、必要な時に迷わず手に取れるようになります。

“使う場所”の近くへ収納する

定位置は、「空いている場所」ではなく、「どこで使うか」を基準に決めましょう。文房具をダイニングで使うことが多いなら、離れた書斎ではなくダイニングの近くへ。爪切りをリビングで使うなら、洗面所よりもリビング収納へ置いた方が、使った後に戻しやすくなります。

使う場所と収納場所が離れていると、「あとで戻そう」とテーブルや棚の上へ置いたままになりがち。その結果、定位置から物が消え、次に使う時に探すことになります。出す、使う、戻すという動作が一か所で完結するように収納場所を見直すと、置きっぱなしも探し物も減らしやすくなります。

“すぐに戻せない物”の一時置きは1か所にする

確認前の郵便物、家族に渡す物、別の部屋へ持っていく物などを、テーブルや棚の上へ何となく置いていませんか?「あとで片付けよう」と置いた物が家中に点在すると、どこへ置いたのか分からなくなり、探す場所が増えてしまいます。

とはいえ、一時置きを完全になくそうとすると、片付けの負担が大きくなり、続きにくいもの。すぐに定位置へ戻せない物だけを集めるトレーやボックスを1か所決めておきましょう。一時置きの場所を限定すれば、物が見つからない時に確認する場所も増えません。

探し物を減らすために、収納用品を増やしたり、家中を細かく分類したりする必要はありません。「一つの物に一つの定位置を決める」「使う場所の近くへしまう」「すぐに戻せない物の一時置きは一か所にする」の3つのルールを整えるだけでも、物の行方が分かりやすくなり、使った後も自然に戻しやすくなります。まずは、よく探している物を一つ選び、定位置を決めることから始めてみましょう。<取材・文:beauty news tokyo編集部> ※画像は生成AIで作成しています ※本記事は整理収納アドバイザー・インテリアコーディネートに関する知見を参考に、編集部が構成しています

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