小出氏が指摘したのは、前半24分のシーン。宮本は敵陣でボールホルダーのFW加藤陸次樹に対して背後からプレッシャーをかける。しかし加藤が縦パスを出した直後、反動で左足のつま先が宮本の顔面を直撃。同選手がうつ伏せでピッチに倒れ込み、両手で顔面を抑えながら両足をバタバタさせる中、プレーはストップ。担架に乗せられてピッチを後にすると、同28分で途中交代となった。
この宮本の負傷退場に、小出氏はX(旧ツイッター)で「豪快に顔を蹴られましたね。。重症でない事を自分も願っています」と反応。「全体的に『粗さ』が目立った試合」と綴った上で、広島のプレースタイルに対して「京都サンガと似た、ファールを厭わないプレー&プレスをするサンフレッチェ広島のスタイル。。」「Jリーグは、目先の勝ち負けに拘った『面白くない』プレーをするのではなく、ファンを増やすため『面白い』プレーをする事に期待します」と厳しい言葉を投げかけている。
この一戦では、今年3月21日に新潟の副キャプテンでありながらも広島へ完全移籍した新井に対して、試合前から新潟サポーターがブーイング。
試合前から新井に対する誹謗中傷メッセージも見受けられる中、小出氏は試合2日前に「GW。アルビvsサンフレッチェ戦と、アルビL vs INAC神戸戦を生観戦する予定ですが。。」とした上で、「新井直人と北川ひかる選手に拍手する予定です」と綴っていた。