シーズン開始時に23歳以下の選手が対象となるプレミアリーグの年間最優秀若手選手賞は一般投票とフットボール専門家委員会の合算によって決められる。
昨夏に8歳から過ごしたマンチェスター・シティを離れ、チェルシーに加入した現在22歳のパルマーはここまで公式戦47試合出場で27ゴール14アシストをマーク。プレミアリーグでは33試合出場で22ゴール10アシストを記録し、リーグ最多タイとなる32得点関与を果たしている。
また、今月5日には22歳の誕生日を迎える1日前に、FWロビー・ファウラー氏(1994-95&1995-96)、FWクリス・サットン氏(1993-94)に次いで、21歳以下の選手でプレミアリーグの1シーズンで30得点以上に関与した史上3人目の選手になった。
さらには、ここまで本拠地『スタンフォード・ブリッジ』では史上初となる7戦連発を達成したほか、リーグ戦では16ゴールを挙げており、2006-07シーズンのFWディディエ・ドログバ氏、2009-10シーズンのMFフランク・ランパード氏が記録したクラブ最多記録に並んでいることから、最終節のボーンマス戦ではこの記録を更新する可能性も残している。
プレミアリーグの年間最優秀若手選手賞が導入された2019-20シーズン以降の歴代受賞者は以下の通り。
2019-20シーズン:トレント・アレクサンダー・アーノルド(リヴァプール)
2020-21シーズン:フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)
2021-22シーズン:フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)
2022-23シーズン:アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)
2023-24シーズン:コール・パルマー(チェルシー)