開始早々から《セリフが「聞き取りにくい」の声続出》などと報じられてしまった、歌手で俳優のGACKT。


 20日にスタートしたフジテレビ系の月9ドラマ「ブラックトリック~裁きを操る弁護人~」で、主人公の弁護士で1級建築士という“浦真鷲”を演じているが、共演者に比べてトーンもテンションも低いせいか、確かに聞き取りづらいシーンは多かった。


 とはいえ、初回の視聴率は世帯6.2%、個人3.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、今どき悪くない数字。後番組の月10、反町隆史(52)主演の注目作「GTO」の初回6.4%と遜色ないだろう。


「ただ、人気のバロメーターのひとつであるTVerのお気に入り登録数は、22日現在で『GTO』が81.9万と勢いがあるのに対して、『ブラックトリック』は33.4万と伸びがない。大差をつけられている。ぶっちゃけ、33万は深夜ドラマのレベルです。老舗枠の月9にしては物足りないどころの話じゃない」(元テレビ誌編集長)


 レビューサイトFilmarksでの評価も、5点満点で平均2.3。“一流芸能人”のGACKTに引っかけて、《演技は一流じゃない》なんて批評もある。


「もっとも『GTO』も2.6で、1998年版の4.1と比べたら散々な評価ですが、それでも『GTO』は、オールドファンの中高年が視聴を継続してくれる可能性がある。ところが完全オリジナルストーリーの『ブラックトリック』は、原作ファンの後押しといった“援護射撃”も期待できない。現時点では、GACKTさんのファン頼みでしょう」(前出の元テレビ誌編集長)


 GACKTといえば、2019年公開の主演映画「翔んで埼玉」が興行収入37億円超え、23年公開の続編「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」も23億円超えという“ヒットメーカー”だ。


「あれこれスキャンダルの噂がありながらも、テレビ朝日系の特番『芸能人格付けチェック』で“一流芸能人”として連勝記録を伸ばし続けるなど話題をつくって、カリスマ性を保ってきたわけです。今回の弁護士役のように漫画的なキャラを演じても許される存在感もありますけど、『嘘で正義を勝たせる』というドラマの設定に違和感を覚えた視聴者は多いようです。

コンプラが問題視されたフジの制作だけに、ブラックジョークとしか思えませんよね」(スポーツ紙芸能担当記者)


 失速の予感が強まってきている。


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「ブラックトリック」だが、すでに懸念は出ていたようだ。関連記事【もっと読む】フジ月9にGACKT起用への辛辣反応 「楽しくなければテレビじゃない」脱却宣言の空回り…では、フジテレビの番組作りに対する姿勢について伝えている。


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