チンピラ政党らしいオソマツさだ。日本維新の会の藤田文武共同代表が12日に自身のユーチューブチャンネルに投稿した動画が、炎上している。


 タイトルは「【歴史的瞬間】『成立、副首都法案。~現代の維新の志士ver~』」だ。説明欄には「公式AIソング」とあり、動画を紹介した藤田代表のXのポストは、16日までに200万インプレッション(表示された回数)を超えた。


 動画は、明治維新をイメージしたようなアニメーションムービー付き。和服を着た高市首相、大阪府知事の吉村代表とおぼしき人物が登場する。その内容や歌詞があまりにツッコミどころ満載なのだ。


 冒頭で、「『採決は認めない』『大阪ありきでは?』 反対の声が響く」との歌詞に合わせ、維新の政党ロゴ入りの和服を来た侍が、周囲の人物に詰め寄られるシーンがある。あたかも野党が悪いと言わんばかりの被害者ヅラだが、野党の出席拒否で国会が空転したのは、与党が副首都法案の審議入りを強行したからに他ならない。


「粘り強く交渉 わずか2票差 副首都法案ついに成立」との歌詞もあるが、大モメで会期延長までする強引な国会運営だったクセに、そんなことはなかったかのようになぜか誇らしげだ。


■秋の国会も大荒れ必至なのに…


 また、アニメーション自体もAIで生成したようで、おかしな描写がある。登場人物が畳の上なのに草履を履いていたり、手の指が突然6本に変わっていたり。動画の終盤に出てくる日本列島は本州と四国がつながっており、しかも太陽の光が北の方角から差しているなど、あべこべだ。


 あまりの低クオリティーに、動画のコメント欄は〈やっぱAI動画は嫌だなあ…〉〈誰か止めなかったんこれ〉〈これを誇らしげに発表できるメンタルがすごい〉などと、酷評の嵐である。


 しょうもない動画に、連立相手もあきれ顔だ。


「維新肝いりの副首都法に、自民は本当に振り回された。秋の国会では、同じく維新肝いりの議員定数削減法案が提出される見通しだが、野党は徹底抗戦の構えで、自民党内でも問題視する声が多い。またしても国会は大荒れ必至なのに、維新はこんなノンキなことをしている場合なのか」(自民関係者)


 自分の置かれている立場も分からない維新は、救いようがない。


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「副首都」創設法案はツッコミどころが満載だ。関連記事【もっと読む】『やっぱり副首都法案は「大阪ありき」“クセ強”野党議員の追及に維新まともに答えられずポンコツ露呈』で詳しく報じている。


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