【この有名人の意外な学歴 2026年夏】#10


 ミュージカル俳優としての評価もぐんぐん上がっているSixTONES京本大我(31)。来年2月からの「モーツァルト!」の主演(有澤樟太郎伊藤あさひとトリプルキャスト)も決まっている。

父はいわずと知れた京本政樹(67)。半世紀近く第一線で活躍してきた。大我が旧ジャニーズに入所したのは20年前だが、「それよりずっと前に父親が事務所に入る可能性があった」と話すのは1970年代のジャニーズ事情を知る80代の元女性誌記者だ。


「ジャニーだけど」と実家に電話があったのは政樹が大阪府高槻市の公立中学2年の時だった。「明日、フォーリーブスのコンサートが大阪であるから見に来ない?」というジャニー喜多川社長本人からの誘いだった。家の中にジャニー氏を知っている者は誰もいない。同級生が勝手に政樹の写真を事務所に送っていたのだ。


「その美少年ぶりにこれは絶対、うちに入れなければと、ジャニーさん自らスカウトに乗り出したんです」(元記者)


 当時アフロヘアにしていた40代のジャニー氏と会った政樹は誘われるまま、春休みに上京。ジャニーズの合宿に参加したが、どうも違うなという気がした。その頃の政樹はアイドルではなく、シンガー・ソングライターになりたかったのだ。結局、話はそのまま立ち消えになった。それから31年後、政樹の自宅に再びジャニーと名乗る男性から電話が入る。


「写真を見たんだ」とジャニー氏。京本家が家族でハワイに行った時のことである。和食屋を訪れ、そこの女将と大我がツーショットの写真を撮った。翌月、同じ店にジャニー氏が立ち寄ると店内にその写真が飾ってあった。ひと目でアイドルの資質を感じ取ったジャニー氏はすぐに、父の政樹に連絡を入れたのだった。


 当時、大我は私立成城小学校5年生。成城は幼稚園から大学まで同じキャンパス内にあり、富裕層の子弟が集まる首都圏有数のブランド校だ。大我は幼稚園から成城に通っていた。同園の初年度にかかる費用は約140万円。都内では青山学院(163万円)に次ぐ高額のセレブ幼稚園である。


 小6になってジャニーズ入りした大我。その後も成城に通い続け、高1に上がったばかりの時、大きな仕事が入る。

滝沢秀明(44)が主演・演出を務める「滝沢歌舞伎」への出演が決まるのだ。大我がミュージカルスターへの階段をのぼる第一歩となった。3年後には同シリーズで政樹との親子初共演も果たしている。


 高3に上がる段階で成城から堀越高校トレイトコースに転校。ドラマ初出演となる「私立バカレア高校」(日本テレビ系)が始まり、ますます忙しくなっていた。ただし、堀越では高2からやり直すことに。単位不足のせいだった。「いくら芸能人のためのコースといっても、そのあたりは厳密」と堀越の元教員。大我はのちにSixTONESで一緒になる本来1学年下の田中樹(31)と同じ教室に通い、19歳で卒業した。


(田中幾太郎/ジャーナリスト)


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