堺雅人(52=写真)が増殖中だ。といっても、TBS系日曜劇場「VIVANT」第2シーズンの話。
「2023年夏に放送された第1シーズンは衣装も相まって《スターウォーズみたい》などと視聴者から熱烈な支持を得ました。放送終了前から《終わらないで》《すぐに続編を》という声が多く、愛され度合はここ数年の連ドラの中でもピカイチ。満を持しての第2シーズンだったのですが、何となく第1シーズンほど盛り上がっていない印象がありました」(スポーツ紙芸能担当記者)
堺が新たに演じるリュウは、阿部寛(62)が演じる公安の野崎を愛しているという設定。第16話では野崎の頬をビンタし、「私に嘘はつかないでぇぇぇぇ」と絶叫するシーンがあり、このセリフのインパクトに《今年の流行語大賞に》《最終回までにまた聞きたい》などとネット上は大盛り上がりだ。
「第1シーズンは富栄ドラムさん演じるドラムの存在が世間を沸かせました。が、今期はドラムが“ブルーウォーカー”に恋をして感情をむき出しにするという設定で、違和感を覚えた視聴者が少なくないようです。ぬいぐるみ的な感覚でドラムを愛でていたのに、《突然!?》と戸惑ったんでしょう。それも第2シーズンがやや盛り上がらない原因のひとつかとも思うのですが、リュウの登場で“沈滞ムード”を一掃し、一気に勢いを取り戻しました」と話すのはドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。
乃木とFはビジュアルが同じなので、堺は話し方や表情で演じ分けてきた。が、リュウでは髪形を変え、衣装も話し方も大きく変えている。
「リュウを演じているときは、衣装の色もあるかとは思いますが、肩を落とした堺さんはひと回り小さく見える。しぐさや目つきがどこか中国の京劇の女形を彷彿させます。ネット上には《香港スターの故レスリー・チャンさんを思い出す》という口コミもチラホラ。まったく同感で、特にレスリーさんの主演作『さらば、わが愛/覇王別姫』を参考にされているようにも感じます」(前出の山下真夏氏)
主演で、しかも1人3役をこなす。視聴者からは《いっそリュウにも別人格作って、1人4役で!》なんて“ムチャぶり”も。それほど堺の演技力は絶大な信頼感があるということだろう。
「堺さんは、とにかく膨大なセリフ量の役を演じることが多い。『VIVANT』もそうで、セリフ量に加えて3役。それを引き受ける堺さんは“マゾ役者”というか、演技ではとことん自分を追い詰めたいタイプなんでしょうね。しかし、ドラムをはじめ、周囲にいかに人気キャラが出たとしても、『VIVANT』の主演は堺雅人だと毎回痛感させられます。ホントにすごい役者さんですよ」(在京キー局プロデューサー)
もっとも、「異例の2クール放送で、ライトな視聴層はそろそろ息切れするかも」(元テレビ誌編集長)という指摘も根強くある。
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「VIVANT」への考察や、他局ライバル番組との比較については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

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