高市政権の命運がかかる沖縄県知事選(13日投開票)は総力戦の様相だ。3選を目指す玉城デニー知事(66)の打倒を期す元那覇市副市長の古謝玄太氏(42)は2日、県立武道館アリーナ棟(最大収容約3500人)で総決起大会を開催。

自民党岸田文雄元首相をはじめとする豪華弁士がズラリ並び、会場は支援者らで埋め尽くされた。序盤で形勢逆転したとする情勢調査にたがわぬ盛り上がりだが、票に直結するかはまだまだ不透明だ。


 選挙戦7日目の総決起大会には、推薦を出した与ゆ党重鎮がかりゆしウエアでそろい踏み。自民と連立を組む日本維新の会の藤田文武共同代表のほか、参政党の和田政宗国対委員長が駆けつけ、代表選まっただ中の国民民主党は山田吉彦安保調査会長、日本保守党は北村晴男国対委員長を送り込んだ。公明党からは県本部代表が登壇した。


■与ゆ党総力戦


「真偽不明の『自民党調査』が複数出回っています。調査時期は同じなのに、データが異なる。告示直後に古謝氏が知事を抜き去ってリードしているものもあれば、一歩及ばないものもある。告示直前、自民党本部が県連の頭越しに下地幹郎元衆院議員と握って出馬を取りやめさせたことから、力業に説得力を持たせるために“盛った”可能性がある」(永田町関係者)


 渦中の下地氏はおわび行脚中で、「選挙期間中に『土下座集会』を何回やる羽目になるのか。きょうは第2弾か」(地元報道関係者)と揶揄されている。というのも、8月30日には撤退に一枚かんだ自民の鈴木宗男参院議員と支持者向け集会に臨み、「人の道を外れた決断かもしれないが、古謝さんを勝たせて、私の政策を前に進ませていただきますようお願い申し上げます」と土下座し、古謝支援を訴えたからだ。


 下地氏は出馬表明した7月中旬の会見で「自民党が沖縄の予算を1000億円切ったことで子どもの貧困が悪化した」と批判し、古謝氏については「沖縄を取り巻く状況に耐えられるのか。

そんなキャリアがあるのか。県知事候補になること自体が沖縄にとって不幸な出来事」とまでクサしていた。それが豹変し、昭和レトロな戦術を大展開。3日はムネオ氏と宮古島市内で集会の予定だが、ドン引きを広げかねない。


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