世界的にデジタル広告市場の拡大が続いている。企業のマーケティング活動は広告運用だけでなく、Webサイト、SNS、AI活用、顧客対応まで含めた総合的な設計が求められる時代となった。
日本でもデジタル施策への投資は増加している一方で、施策が分断されることによる課題が指摘されている。

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 電通によると、2025年の日本のインターネット広告費は4兆459億円となり、総広告費の50.2%を占めた。しかし企業の現場では、広告運用、Web制作、SEO対策などを別々の会社へ発注するケースも多く、成果が出なかった際に責任の所在が不明確になることも少なくないという。

 こうした課題に対応しているのが株式会社allviewだ。同社はGoogle広告やSNS広告の運用に加え、AI時代を見据えた集客対策、Webサイト制作、改善運用までを一貫して手掛けている。インタビューによると、山崎真幸社長は企業が複数の事業者へ分散発注することで生じる混乱を減らし、成果につながる支援体制を構築したいとの考えから事業を展開しているという。

 同社の特徴は、広告運用だけに特化していない点にある。商品やサービスの特徴を整理し、どのような顧客へ届けるべきかを明確にした上で、問い合わせや申し込みにつながる導線までを総合的に設計する。山崎社長は、Web上では利用者が短時間で離脱するため、一貫したストーリー設計が重要だと話している。

 実際の支援実績としては、大手製造業の案件で広告の獲得単価を従来の半分近くまで改善した事例もあるという。また、2週間に1回の定例打ち合わせや、1週間ごとのレポート提出を行い、継続的な改善を重視している。単なる広告運用ではなく、結果につながる改善サイクルを細かく回すことが同社の強みといえる。


 さらに同社は、大手企業に残る従来型のマーケティング手法にも課題意識を持っている。年間予算を固定する運用や、メール中心の意思決定、SNS活用の遅れなどが市場変化への対応を難しくしているとみている。そのためWeb施策だけでなく、インサイドセールスを含めた全体最適の視点から支援を行っているという。

 現在、株式会社allviewの案件は紹介による依頼が中心だという。デジタル施策が複雑化する時代だからこそ、広告から制作、改善までを一貫して担う存在への需要は高まっている。全体を見渡しながら成果創出を支援する企業として、株式会社allviewの存在感は今後さらに高まっていきそうだ。
【編集:Y.U】
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