韓国・済州島には「海女像」がある。海女文化が今も根強く残る土地で、彼女たちは早ければ8歳から海に潜り、観光海女としても産業海女としても、手作業でしか得られない海の恵みを人々へ届けてきた。
かつてはダイビングスーツもなく、伝統衣装で潜っていたが、現在は身を守るために厚手のスーツを着用している。海女像は、銅像文化のある韓国において、当然許容されるべき存在だ。

その他の写真:イメージ

 ところが、この神聖な像に対し不届きな行為をした者が近々摘発された。済州島に約1年居住する外国人男性が海女像を抱き寄せ、わいせつな行為を行ったのだ。しかもその様子を韓国人撮影者が動画に収め、SNSに投稿したことで発覚した。文化を汚す行為をなぜ止められなかったのか、撮影者への非難が外国人以上に集中した。

 さらに、この外国人は「何が問題なのか」「顔を隠してほしい。拡散されると生活できなくなる」と開き直った。銅像が対象であったにせよ、わいせつ行為を働いた事実は消えない。顔を隠せとは、何を寝ぼけたことを言うのか。

 海女は神聖な職業である。その象徴を冒涜する行為は、国籍を問わず許されない。
単に銅像を拭けば済む問題ではないのだ。
【編集:fa】
編集部おすすめ