日本政府観光局(JNTO)が2026年7月15日に発表した訪日外客統計によると、2026年6月の訪日タイ人数は4万8,000人でした。

また、観光庁が同日に発表したインバウンド消費動向調査によると、2026年4-6月期の訪日タイ人旅行消費額は718億円となっています。

本記事では、上半期のタイ市場のインバウンド動向について解説します。

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    目次

  • 訪日タイ人客数最新データ:6月は4.8万人
  • 訪日タイ人消費額最新データ:4-6月期718億円
    • 1人当たり消費額は23万703円

訪日タイ人客数最新データ:6月は4.8万人

日本政府観光局(JNTO)が発表している訪日外客統計によると、2026年6月の訪日タイ人数は4万8,000人で、前年同月(5万2,059人)から7.8%減少しました。
上半期の訪日タイ人数、過去最高の2019年を超える水準で推移:タイ市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2026年上半期】
▲訪日タイ人客数2019年と2025年と2026年の比較:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成
▲訪日タイ人客数2019年と2025年と2026年の比較:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成

2026年上半期(1~6月)の累計は70万4,600人となり、2025年上半期の68万469人から3.5%増加しました。単月では5月と6月が前年を下回ったものの、上半期はおおむね前年を上回って推移しました。

また過去最高を記録した2019年の上半期(68万3,595人)と比較すると3.1%増加しています。

上半期の動向を詳しく見ると、ソンクラーン(タイの旧正月)の時期である4月に訪日タイ人数がピークを迎えました。旅行プラットフォームのAirAsia MOVEによると、2026年第1四半期におけるASEAN域外の旅行先として、東京が2位にランクインしています。

一方で、その後の訪日タイ人数は減少傾向にあり、5月と6月の2か月連続で2019年と2025年を下回りました。例年、夏季は閑散期として訪日需要が落ち着く傾向がありますが、航空便の減便や継続する中国への旅行人気が影響したことで、需要が停滞したとみられます。

下半期には、訪日旅行のもう一つのピークである秋冬シーズンが控えています。下半期もこのまま順調に推移した場合、2026年の訪日タイ人数は2019年に近い水準もしくは上回る可能性も考えられるでしょう。

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上半期の訪日タイ人数、過去最高の2019年を超える水準で推移:タイ市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2026年上半期】
▲訪日タイ人客数の推移:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成
▲訪日タイ人客数の推移:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成

訪日タイ人消費額最新データ:4-6月期718億円

続いて、観光庁が発表しているインバウンド消費動向調査です。

2026年4-6月期の訪日タイ人旅行消費額は718億円(前年同期比0.3%増)となり、2025年4-6月期の716億円からわずかに増加しました。客数が前年同月を下回るなかでも、消費額は微増を維持したかたちです。

上半期の訪日タイ人数、過去最高の2019年を超える水準で推移:タイ市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2026年上半期】
▲訪日タイ人旅行消費額2025年と2026年の比較:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日タイ人旅行消費額2025年と2026年の比較:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

1人当たり消費額は23万703円

1人当たり消費額を見てみましょう。

2026年4-6月期の訪日タイ人の1人当たり消費額(全目的)は、23万703円(前年同期比2.5%増)でした。全市場の1人当たり消費額(24万4,457円)と比較すると1万3,754円少なくなっています。

平均泊数を見てみると、4-6月期の訪日タイ人の平均泊数は7.7泊(同3.3泊減)となっていることから、1泊当たりの消費額が増加していることがわかります。

1人当たり消費額の構成を見ると、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で8万3,902円でした。次いで買物代が6万5,958円、飲食費が5万3,004円、交通費が2万1,362円、娯楽等サービス費が6,348円でした。その他は130円でした。

上半期の訪日タイ人数、過去最高の2019年を超える水準で推移:タイ市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2026年上半期】
▲訪日タイ人の1人当たり消費額:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日タイ人の1人当たり消費額:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

5つの費目のうち、宿泊費が最も大きな割合を占め、次いで買物代、飲食費と続いています。また交通費と買物代以外の費目では前年を上回っており、なかでも飲食費は前年から8,000円以上増加しました。

4-6月期のうち5月と6月で客数が前年を下回っていたことを踏まえると、消費額は好調な動きが続いているといえそうです。

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以上、タイの最新インバウンドデータを解説しました。訪日ラボでは、タイのインバウンド動向に関する情報を日々発信していますので、ぜひご覧ください。

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※本記事では、以下のデータを用いて記事内容・グラフを作成しています。

  • 観光庁:訪日外国人消費動向調査およびインバウンド消費動向調査(※1人当たり消費額は全目的で算出、速報値を含む)
  • 日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計(※速報値を含む)

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<参照>

日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計

観光庁:インバウンド消費動向調査

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