新卒から18年半、テレビ朝日のアナウンサーとして、報道、スポーツ、バラエティなど多岐にわたる番組を担当してきた大木優紀さん(45歳)。

 40歳を超えてから、スタートアップ企業「令和トラベル」に転職。
現在は旅行アプリ「NEWT(ニュート)」の広報を担当。さらに2025年10月には、ハワイ子会社「ALOHA7, Inc.」のCEOに就任し、家族とともにハワイへ移住。新たなステージで活躍の場を広げています。

 第59回は、ハワイに住んだからこそ実感している、40代の肌や髪のリアルな変化について綴ります(以下、大木さん寄稿)。

「ママ、老けた?」ハワイ移住で変わった私の美容事情

13歳の娘に「ママ、アナウンサー時代のほうが可愛かった」と言...の画像はこちら >>
 最近、これまでのコラムで使った写真を見直していて、思ったんですよね。

「私、老けましたね」と(笑)。

 美容に関心の出てきた13歳の娘にも、

「ママ、アナウンサー時代のほうが可愛かった。最近お化粧もしないし、髪の毛もバサバサだし」

 となかなか厳しい言葉を言われてしまって(笑)。

 もともと私自身、美容にそこまで強いこだわりがあるタイプではありません。とはいえ40代ですし、「最低限の美容には気をつかわなきゃ」と思いつつも、ガサツな性格もあって、ついつい後回しにしがちで。

 そんな中、ハワイに来て生活環境がガラッと変わり、肌の状態も変わってしまいました。

 今日はそんなハワイで直面している、リアルなお肌と体の現実についてちょっとお話をしようと思います。

乾燥と紫外線のダブルパンチ!ハワイの美容環境

 ハワイにおける、美容の最大の敵は紫外線と乾燥です。

 日本人って、日本の夏に慣れているから、暑いときは「湿気」「ジメジメ」というイメージが強いですよね。
だから、暑い=乾燥という感覚は、あまりないんじゃないでしょうか。

 ハワイは「本当に過ごしやすい」と、みんな口をそろえて言います。確かに、カラッとした青空の下で爽やかな風が吹いていて、とても気持ちがいい。その“過ごしやすさ”の正体は湿度の低さだと思っています。

 湿度が低いということは、それだけ乾燥しているということ。私がハワイに来てまず驚いたのが、唇の乾燥。あまりにもカサカサするので、きてすぐにリップクリームを買ってしまうほど、乾燥が気になりました。

 外は爽やかで気持ちがいいから、ついついそのまま過ごしてしまう。でも、肌にとってはなかなかのハードモード。外に出れば強い紫外線にさらされ、室内に戻ればかなり効いたクーラーで一気に体が冷え、さらに乾燥もする。

 ハワイでは「気持ちいい!」と思っている間に、肌は着々とダメージを受けているということなんですよね。

 一方で、ハワイには「ホールフーズ」や「ダウントゥアース」など、オーガニック系の商品が充実したスーパーもたくさんあります。


 スキンケアやボディケアの商品を見ていると、「ハワイに住んでいるんだから、こういうものも上手に取り入れていかないとな」と、改めて思う今日この頃です。

ハワイ生活は、エンジョイvsビューティーのせめぎ合い

13歳の娘に「ママ、アナウンサー時代のほうが可愛かった」と言われ…45歳元テレ朝アナがハワイ生活で感じた“老い”
大木優紀さん
 ただ、気にしてばかりもいられません。

 ハワイで暮らしていると、「全力で生活を楽しむエンジョイライフ」と「美容を守るビューティーライフ」の間で、猛烈なせめぎ合いが起きるんです(笑)。

 以前、出張でハワイに来ていた頃は、カラカウア通りを歩くときにも日傘を差していました。でも、もうそんなことを毎日してはいられない。日焼け止めこそ塗っていますが、いつの間にか、あまり気にせず外を歩くようになってしまいました。

 さらに難しいのが、海やプールなどの水辺での対策。

「日焼け止めを塗り直さなきゃ」と思っても、海から上がるたびに塗り直すのって、正直ちょっと面倒なんですよね。「もう、今日はいいや」と思ってしまう瞬間がある。

 そうすると、ハワイの強い日差しの前では、あっという間に日焼けしてしまいます。

 一方で、ハワイで暮らす日本人女性の中には、美容をしっかり守っている人もいます。

 こちらでエステを経営されている、ものすごく美容意識の高い日本人女性がいるんですが、その方はハワイに十数年住んでいるのに、すっごく透明感のある肌を保っています。

 日本で購入したサンバイザー付きのパーカーをきちんと着て、サングラスをかけ、日傘も差している。


 その姿を見ると、「やっぱり、ちゃんと対策している人は違うんだな」と思わされます。

 同じハワイに住んでいても、美容を優先するか、外に出て思い切り楽しむか。人によって、そのバランスは違うんですよね。

 まさに、自分の人生の優先度が試されるなと。

“自然を愛でるエンジョイライフ”に振り切った結果

「日焼けしたくない」という気持ちもある。でも、日差しが怖いからといって、ずっと室内にいて、ハワイをエンジョイできないのは残念すぎる。

 私の場合は、あまり深く考えず「美容を守るビューティーライフ」より「自然を愛でるエンジョイライフ」に振り切った結果、こんがり焼けてしまった。

 シミは美容医療などで取ったりもできますが、肌全体の傷んだ感じを見ていると、「ちょっとやってしまったな」と、今さらながら反省会をしているところです。

 そこで最近は、シートマスクを貼ったり、保湿クリームを塗ったり、インナーケアを取り入れたり。自然を楽しみたい自分と、美容も完全には諦めたくない自分が、日々バトルを繰り広げています。

 結局、どちらかを完全に諦めるのではなく、肩肘を張らずにうまくバランスを取っていく。そんなことも、ハワイで楽しく暮らしていくための秘訣なのかなと思っています。

「老けた?」から始まった、40代の美容見直し

13歳の娘に「ママ、アナウンサー時代のほうが可愛かった」と言われ…45歳元テレ朝アナがハワイ生活で感じた“老い”
大木優紀さん
 同世代の皆さんも、環境の変化や年齢の変化で、「あれ? 私、こんな感じだったっけ?」と思う瞬間ってありませんか?

 私の場合は、年齢に加えて大きな環境の変化もあり、久しぶりに自分自身の写真を見て、「あれ? なんか老けた?」と、思わず二度見してしまいました。


 今日は、そんなハワイ生活の中で実感している、肌の変化についてお話ししてみました。

 もちろん、美容のためにできることはちゃんとやりたい。でも、せっかくハワイにいるのだから、太陽の下で思いっきり遊びたいし、自然も楽しみたい。

 これからは、ハワイでのエンジョイライフも楽しみながら、「ここだけは守りたい」という最終防衛ラインだけはしっかり守って、美容とも上手に付き合っていきたいと思っています。

<文/大木優紀>

【大木優紀】
1980年生まれ。2003年にテレビ朝日に入社し、アナウンサーとして報道情報、スポーツ、バラエティーと幅広く担当。21年末に退社し、令和トラベルに転職。旅行アプリ『NEWT(ニュート)』のPRに奮闘中。2児の母
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