空軍によると、事故機は午前7時47分に岡山基地を離陸。エンジン故障を想定した飛行訓練を実施していたところ、同8時8分に滑走路の北端付近に墜落した。当時の気象条件は飛行訓練の基準を満たしていた。操縦していたのは2人とも40代の中校(中佐)で、総飛行時間はともに2100時間を超えていた。機体は4月9日に定期点検を終え、以降の飛行時間は98時間余り。この期間、重大な故障は確認されていなかったという。
事故を受け、空軍は機体の点検を強化し、操縦士に対しても学科訓練やシミュレーターでの訓練を実施すると説明。重大な飛行事故への対処に関するガイドラインに従い、遺族を支援するとした。
空軍は、事故発生までに異常を知らせる機体からの無線連絡などはなかったと説明。また、今回の訓練は、定例の評価を目的にしたものだったとした。2人の操縦士は救助隊の到着時、機体の中にいたという。機体の老朽化に対する懸念については、T34型機は長年使用されているものの、保守は十分に行われており、製造元が指定する機体寿命には達していないと述べた。
(洪学広、張已亷/編集:名切千絵)








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