アメリカ、フロリダ州の動物保護施設で、11歳の少年が犬や猫に本を読み聞かせるボランティアを100時間以上行ったことで感動を集めている。
少年は、自分の読み聞かせが保護動物たちのストレスを和らげ、人を信頼し、永遠の家を見つける助けになればと願って行っているという。
この保護施設では、地元の子供たちによる動物たちの読み聞かせ活動「ポジティブ・リーディング」プログラムを長年行っており、少年は最初の100時間を達成した子供となった。
保護施設の犬や猫に本の読み聞かせを続ける11歳の少年
小学校6年生、11歳のネヘミア・ターナーさんは、フロリダ州にあるジャクソンビル動物愛護協会で大きな目標を達成した。
ネヘミアさんは2年前から、施設で保護されている動物たちに本を読み聞かせるボランティア活動に参加している。
そして最近、参加した子供として初めて読み聞かせ時間100時間を記録した。
ネヘミアさんは地元メディアの取材に対し、本を読んでいる時間はとても心地よく幸せな気分になれると語っている。
ネヘミアさんは2024年にプログラムに参加して以来、100時間を目標に掲げて熱心に施設の犬や猫に読み聞かせを続けていた。
動物のストレスを減らす読み聞かせの効果
ジャクソンビル動物愛護協会が実施する「ポジティブ・リーディング(Pawsitive Reading)」というプログラムは、子供たちの読書スキルを育むと同時に、動物たちの環境を豊かにすることを目的としている。
人が声に出して本を読む音は、犬や猫が退屈するのを防ぎ、ストレスレベルを下げる効果があると言われている。
動物たちは徐々に人に警戒しなくなり、安心感を得るという。
読み手の子供たちにとっても声に出して本を読むことは、自分に自信をつける大切な機会となる。
ボランティアの子供たちは、目標時間に到達するごとに名札に貼る肉球ステッカーを獲得できる。
ネヘミアさんは特賞である金の肉球ステッカーと、金のインクで署名された100時間達成の証明書を受け取った。
アメリカで広がりを見せた保護動物への読み聞かせ活動
アメリカの動物保護施設において、子供たちが本を読み聞かせる取り組みは十数年前から各地で広がりを見せている。
見知らぬ人間や環境に怯える保護動物にとって、静かに座って一定のトーンで語りかけてくれる子供の存在は、人間への信頼につながる。
ネヘミアさんもまた、動物たちに本を読むのが一番好きだという。
自分が読み聞かせをすることで、人に慣れて新しい家族が早く見つかることを願って活動を続けている。
施設に400日近く滞在していた「ホッパー」という犬には特別な思いがあり、引き取られるまで訪問のたびに本を読み聞かせていた。
動物と子供たちのつながりが双方に良い影響を与え合う
ジャクソンビル動物愛護協会のローレンス・ニコラス最高経営責任者(CEO)は、ネヘミアさんの情熱は動物たちの心にしっかり届いていると語った。
「思いやりの心が喜びにつながる」という施設の思いを、ネヘミアさんが見事に行動で示してくれたと称賛している。
現在、世界中の多くの子供たちがデジタル機器の画面に依存する傾向が強まる中、ネヘミアさんは本を開き、読み続けることを使命とした。
ネヘミアさんの活動が子供たちの間に広まっていくことで、救われる動物たちが増え、子供たちの心も豊かになっていくことだろう。
References: 11-Year-Old Jacksonville Student Makes History Reading To Shelter Pets – Because of Them We Can[https://www.becauseofthemwecan.com/11-year-old-jacksonville-student-makes-history-reading-to-shelter-pets/] / Menino de 11 anos alcança 100 horas de leitura para cães de abrigo e inspira adoções - ANDA[https://anda.jor.br/menino-de-11-anos-alcanca-100-horas-de-leitura-para-caes-de-abrigo-e-inspira-adocoes]











