沖縄県は21日、国道58号で実施している既存のバスレーンに加え、第1車線を走行するバスに道を譲る「協力型バスレーン」の実証実験を11月2日から来年3月末まで実施すると発表した。那覇市久茂地-沖縄市胡屋、宜野湾市伊佐-北谷町桑江の2区間を対象に、平日午前6時から午後10時の上下線で実施する。


夕方のラッシュで渋滞する国道58号=2023年7月25日、那覇市・泊交差点

 道路交通法などに基づき罰則を設けている既存のバスレーンとは異なり自発的な協力を求める取り組み。「ゆずり愛バスレーン」として周知を図る。県外でも同様の取り組みがあるが、県は「距離的には全国でも初めての規模」としている。
 譲る対象は路線バス、スクールバス、観光バスなど11人以上が乗る車両で、タクシーは対象外。横断幕で取り組みを周知し路面標示も検討する。

協力型バスレーンの実証区間

 既存バスレーンが設定されている久茂地-伊佐に加え、基幹急行バスが通る伊佐-胡屋、観光の交通結節点「北谷ゲートウェイ」につながる伊佐-桑江の2区間に協力型レーンを設定した。 実証実験は来年度も予定し、効果などを検証して本格的な導入を検討する。武村幹夫企画部長は21日の会見で「第1車線を走行中に後ろからバスが来た際、できる範囲で道を譲っていただくよう協力をお願いしたい。通勤や通学、お出かけの際には便利なバスをぜひ利用してほしい」と呼びかけた。(政経部・銘苅一哲)
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バスに道を譲る「ゆずり愛バスレーン」 国道58号で11月2日から実証実験 那覇市久茂地-沖縄市胡屋など2区間で【地図あり】
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