【浦添】小型ロケットの制作から打ち上げまでを体験する「てだこのまちでロケットを上げる」が7月20日、浦添市のアイム・ユニバースてだこホール多目的室などで開かれた。市立中央公民館の夏休み特別講座の一つで、市内の小学4年から中学3年まで約20人が火薬エンジンを使ったオリジナルロケットを制作。
てだこ広場ではカウントダウンとともに空高く発射させ、参加者の笑顔が弾けた。(浦添西原担当・新垣玲央)

カウントダウンに合わせて自作の模型ロケットを発射する参加者ら=7月20日、浦添市・浦添カルチャーパークてだこ広場

 同公民館がロケット制作などの講座を企画するのは初めて。宇宙甲子園沖縄実行委員会の岸信朋実行委員長が講師を務め、直径2・5センチの火薬エンジンなどを搭載する模型ロケット作りに取り組んだ。
 完成したロケットを手に広場へ移動し、「発射5秒前、4・3・2・1発射!」の合図で子どもたちがスイッチを押して発射。シュッと煙を上げて空高く上がり、パラシュートが開くと笑顔と歓声が広がった。

浦添市立中央公民館講座の夏休み特集でロケット作りを楽しむ参加者ら=7月20日、浦添市のアイム・ユニバースてだこホール多目的室(提供)

 当山小5年の前仲栄仁さん(10)は「パラシュートを入れるのが難しかったけど、うまく飛んだし楽しかった。将来は物づくりの仕事がしたい」と話した。母由乃さん(49)は「自分で作って飛ばす機会はなかなかないことだし、視野も広がったと思う」と目を細めた。
 父親と参加した港川小4年の阿波連碧さん(9)は「テレビで見たことはあったけど、自分で作ったのが飛ぶなんてすごい。火薬をちゃんと点検しないと簡単には飛ばないことも分かった。夏休みをまだまだ楽しみたい」と笑顔を見せた。
 「宇宙への第一歩 エンジニアに聞いてみよう!」と題した講話もあり、琉球大Robotサークルの玉城凜乃丞さん(21)とロケット・宇宙機器総合メーカーのIHIエアロスペースの有銘崇さん(57)が登壇。
 子どもたちの質問に答えた他、ロケットに目覚めたきっかけや自身の思いなどを語った。「やりたいことができたら周りに話して、好きなことを見つけてどんどん突き進んでほしい」とエールを送った。
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「3・2・1」カウントダウンで発射 手作りロケット成功に笑顔と歓声 沖縄・浦添で小中学生20人が体験
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