『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の“名探偵津田”シリーズで話題となり、俳優としては連続テレビ小説『まんぷく』(2019年/NHK)、日曜劇場『リブート』(2026年/TBS系)などの話題作に次々出演してきた津田だが、連ドラ主演への抜てきには「“まさか主役!?うそなんちゃうかな!?”って驚きました。これまではちょっとした役が多かったので、主役と聞いてとにかくビックリした」と語る。
本作は、人気劇団“ヨーロッパ企画”を主宰、“日本映画批評家大賞脚本賞”、“岸田國士戯曲賞”など数々の賞に輝く上田誠氏が脚本を手がけた、完全オリジナルドラマ。津田演じる主人公・猪狩喜介は2年前に妻を病で亡くし、高校生の娘と小学生の息子を男手ひとつで育てるシングルファザー。仕事、家事、子育てに追われる“ワンオペ限界”のある日、子どもたちのアクシデントと部下の大失態が同時多発。オロオロする喜介の前に突如、未来からやって来たという“もうひとりの自分”が現れる。
その“未来の自分”によると、なぜか自宅の庭にタイムマシンが出現した。喜介はあまりの多忙さから“その日1日”に限って時間を巻き戻し、自分を増やしてトラブルを乗り切ることに。はたして喜介は無事、家族や同僚の危機を救うことができるのか。そして、そもそもタイムマシンが喜介の家に出現した理由とは…。
多忙すぎて常にイライラ、怒鳴りたいのをなんとかこらえて日々過ごしている喜介。どこか情けなくて、どこか愛らしい“平凡なお父さん”であり、“平凡な中間管理職”だ。
上田氏はさらに「タスク量にのたうち回り、時間線に翻弄され、たえず癇癪をかみ殺しながらも、家族と同僚と亡き妻のために奮闘する津田さんの姿をご覧ください」とみどころをアピール。
津田演じる主人公・喜介はタイムマシンで自分を増やしていくため、“未来の喜介”と“今の喜介”が入り乱れるように交錯するややこしい役柄。セリフ量も多く、出番だらけだったことから、津田は「(撮影期間中は)一切、休みがなくて、ほんま大変でしたわ!」と愚痴りつつ、ハードな現場を乗り越えたことで「なんとかなったんで、自信がつきました」とニヤリ。
「将来的には朝ドラ、大河ドラマとか、半年~1年のスパンの大作に超重要な役で出てみたいですね。あと、映画もやりたいです。千鳥の大悟さんがカンヌ(国際映画祭)に行ったから、僕はハリウッド目指したいですね」と俳優業での野望も打ち明けた。
また、自身に“当て書き”された上田脚本については「タイムトラベルが複雑やったんで、最初は自分の理解力がなくて追いつくのが大変でした。撮影を進めていく中でだんだん理解していって、めっちゃ面白い脚本やんか!と感動しました」と、緻密な構成とおかしみあふれる物語を絶賛。視聴者にも「第1話から伏線がいっぱい張り巡らされていて、実はすごいヒントが隠されてますんで、それを見逃さないでほしい!まずは地上波で見てもらって、わからんかった人は、『TVer』で何回も見直してほしいです!」と熱く呼びかけた。
津田演じる主人公・喜介の亡き妻・華代を演じるのは橋本マナミ。津田とはバラエティーでの共演経験はあるものの、ドラマ作品でがっつり共演するのは今回が初となる。
本作にはほかにも、実力派キャストが多数集結。津田の芸人仲間も続々登場するほか、“謎の男”役で、日本を代表する“個性派俳優”も参戦。新たな共演者は今後発表される。
■津田篤宏(猪狩喜介 役)コメント
オファーを受けたときは、“まさか主役!? うそなんちゃうかな!?”って驚きました。ドラマには度々出演してきましたが、これまではちょっとした役が多かったので、主役と聞いてとにかくビックリしたんです。タイムトラベルが複雑なストーリーなので、最初は自分の理解力がなくて追いつくのが大変でしたが、撮影が進むうちにだんだん理解していって、めっちゃ面白い脚本やんか!と感動しました。
でも、撮影は…一切、休みがなくて、ほんま大変でしたわ!僕が演じる喜介はタイムトラベルを繰り返して自分が何人も出てくる設定なので、大変そうやなぁとは思ってたんですけど…いざ撮影がはじまったら“こんなにも過酷なんか!”って思い知らされました。とりあえず長ゼリフだけは撮影前日までになんとかアタマに入れましたが、それ以外はリハでなんとかなるやろって、腹をくくって臨みました。結果、なんとかなったんで、ずいぶん自信がつきましたね。
今後は、連ドラはもちろん、将来的には朝ドラ、大河ドラマとか、半年~1年のスパンの大作に超重要な役で出てみたいですね。
この『タイムトラベルダディ』は第1話から伏線がいっぱいはりめぐらされていて、実はすごいヒントが隠されてますんで、それを見逃さないでほしい!まずは地上波で見てもらって、わからんかった人は、『TVer』で何回も見直してほしいです!
■上田誠(脚本)コメント全文
津田さんが忙しすぎるシングルファザーで、忙しすぎてタイムトラベルして自分で自分を助ける、みたいなドラマが作れたらよさそうですよね! と監督の北野さんと盛り上がり、しかしこれは津田さん以外考えられないですね、となりまして、もう津田さんをめがけて話を考えていきました。そしたらほんとに出てくださることになり実現した、という他案なし愚直ストレートな運びです。ドラマのど真ん中を貫くように書きました。津田さんをややこしさでイライラさせるようにも書きました。タスク量にのたうち回り、時間線に翻弄され、たえず癇癪をかみ殺しながらも、家族と同僚と亡き妻のために奮闘する津田さんの姿をご覧ください。津田さんがずっと出てますしなんなら1画面に1人以上出てます。
■北野貴章(企画・演出)コメント全文
この企画の最初のきっかけは、『くりぃむナンタラ』の収録中に聞いた、津田さんのある一言でした。津田さんが「ドラマの主演ならギャラがナンボ安くてもやる!!」と全力で叫んでいて、それがずっと頭に残っていたんです。「だったら、本当にお願いしてみよう」と企画書を書き、オファーさせていただきました。とても多忙な津田さんなので9割方断られると覚悟していたぶん、受けていただけたときは本当にうれしかったです。
そして、上田誠さんと話す中で生まれたのが、「忙しすぎるシングルファザーが、タイムマシンで自分を増やしてでも家族を救う」という物語です。時間SFの鬼才が津田さんに当て書きした脚本は、読んだ瞬間「これは絶対に面白くなる」と震えるほどの完成度。怒っているのに面白い。情けないのに愛おしい。追い詰められているのに、なぜか目が離せない。津田さんの魅力がギュッと凝縮された、唯一無二のストーリーです。
撮影では、津田さんにとんでもない量の芝居をお願いしました。ほぼ出ずっぱりで、しかも"何人もの自分"を演じ分けなければならない。現場では何度も「なんやこれ!!どういうことやねん!」と言いながら、それでも最後まで走り抜けてくれました。その必死さ、おかしさ、あたたかさが、そのまま猪狩喜介という人物に宿っています。
笑えて、泣けて、伏線が回収されていく快感まで味わえる、最高のタイムトラベルコメディーです。1話、2話と進むにつれてどんどん面白くなっていきますので、ぜひ最後まで目撃してください。

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