俳優の山﨑賢人と松下洸平がダブル主演する映画『殺人の門』(2027年2月19日公開)が、10月6日から15日まで韓国・釜山で開催される「第31回釜山国際映画祭」の「アジア映画の窓(A Window on Asian Cinema)」部門に正式出品されることが決定した。同映画祭でワールドプレミア上映される。


 本作は、国内累計発行部数1億部を超える東野圭吾さんの同名小説(角川文庫)を実写映画化。約30年にわたる男たちの歪んだ友情と殺意を描く。原作は2003年の初版刊行から約四半世紀を経て、累計発行部数130万部を突破している。

 田島(松下)が困ったとき、いつも手を差し伸べてくれる幼なじみで“親友”の倉持(山﨑)。完璧で人当たりがよく、誰もが引きつけられる男だが、田島の人生が狂う瞬間には、必ずその影に倉持がいた。

 偶然なのか、それとも故意なのか。田島が逃げても距離を置こうとしても、倉持は“親友”として再び現れる。助けられては裏切られることを繰り返すなか、田島の胸には倉持への疑念と殺意が膨らんでいく。倉持の目的は何なのか。そして田島は親友を殺し、“殺人の門”を越えてしまうのか。約30年に及ぶ2人の歪んだ友情が、衝撃の結末へと向かっていく。

 釜山国際映画祭は、韓国・釜山で毎年秋に開催されるアジア最大級の国際映画祭。
「アジア映画の窓」は、多様な視点やスタイルを持つアジア映画を幅広く紹介する、映画祭の中核を担う上映部門となっている。

 同部門にはこれまで、真利子哲也監督の『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』、山中瑶子監督の『ナミビアの砂漠』、岩井俊二監督の『キリエのうた』、瀬々敬久監督の『護られなかった者たちへ』などが選出されている。

 正式出品を受け、金井紘監督は「歴史ある釜山国際映画祭の『A Window on Asian Cinema』部門に『殺人の門』が選ばれたことを心から光栄に思います」とコメントした。

 原作については、「そこで描かれる人間の奥底に眠る、嫉妬心や依存心、歪んだ友情は、時代を経ても不変のリアリティを持っています」と説明。本作の見どころとして、山﨑と松下の演技を挙げた。

 さらに、「東野圭吾さんの世界で躍動する2人を釜山映画祭という国際的な場でお披露目できることを喜ぶとともに、映画という共通言語を通して、世界中の方々がこのダークな作品をどう受け取られるのか、その反応が今から楽しみです」と、ワールドプレミアへの期待を寄せている。

■監督:金井紘のコメント
 歴史ある釜山国際映画祭の「A Window on Asian Cinema」部門に『殺人の門』が選ばれたことを心から光栄に思います。原作は東野圭吾さんが四半世紀前に執筆された名作です。そこで描かれる人間の奥底に眠る、嫉妬心や依存心、歪んだ友情は、時代を経ても不変のリアリティを持っています。今作の最大の見どころは、日本を代表する俳優である山﨑賢人と松下洸平の熱量あふれるお芝居です。東野圭吾さんの世界で躍動する2人を釜山映画祭という国際的な場でお披露目できることを喜ぶとともに、映画という共通言語を通して、世界中の方々がこのダークな作品をどう受け取られるのか、その反応が今から楽しみです。
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