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 同じ看板を背負う企業同士でも、ひとたびスポーツの祭典が始まれば話は別。時に国境を越えて敵対してしまうこともあるようです。


 6月30日、深夜2時にキックオフとなったサッカー・ワールドカップ決勝トーナメントの「ブラジル対日本」。結果は2-1で惜しくもブラジルの勝利となりましたが、日本も先制点を挙げるなどサッカー王国を追い詰める展開に、日本中が寝不足になりながら熱狂しました。


 しかしその裏で、SNS上では同じグローバル企業の「日本法人アカウント」と「ブラジル法人アカウント」の間でも、熱い“舌戦”が繰り広げられていました。


■ 試合前から火花 Xのブラジル法人が仕掛けた先制ジャブ

 バチバチの煽り合いを最初に仕掛けたのは、情報発信のプラットフォームそのものである「X」のブラジル法人アカウントでした。


 試合開始前、日本のX公式アカウントが「今夜は試合とXから目が離せそうにない……」と何気なくつぶやくと、これを見逃さなかったブラジル法人が即座に反応。その投稿を引用する形で、ポルトガル語で「Até breve(またね)」と不敵に投稿。


日本vsブラジル、企業公式も白熱 XやDuolingoが日本公式に“挑発”投稿
「X」のブラジル法人アカウントの投稿


 さらに試合開始直前の午前1時11分には、語学アプリ「Duolingo(デュオリンゴ)」のブラジル法人アカウントも参戦。


 「Nessa guerra eu já escolhi meu lado(この戦争では、俺はもう自分の側を選んだよ)」とつぶやき、Duolingoの日本公式アカウントをブロックした画面のスクリーンショットを添付して投稿しました。試合が始まる前から、公式同士が持ち前のキャラクターを活かして小気味よいマウントの取り合いを見せ、お祭りムードを盛り上げます。


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■ 逆転勝利で歓喜のメンション Netflixブラジル法人の微笑ましい煽り

 試合前からSNS上で火花が散る中、ピッチ上では日本が前半29分に先制。しかしその後、試合は後半11分にブラジルが同点に追いつき、試合終了間際に劇的な決勝点を挙げてブラジルが逆転勝利を収めました。


 奇しくも2025年10月に行われた親善試合(3-2で日本が逆転勝利)とは真逆の展開となり、興奮を抑えきれなかったのは動画配信大手「Netflix」のブラジル法人です。


 ホイッスルが鳴るや否や、Netflixブラジル法人は「OI, TA PODENDO FALAR?(おい、今話せるか?)」と、わざわざNetflix日本法人アカウントに向けてメンション付きで投稿。嬉しさが全面にあふれ出たこのド直球な煽りは、敵対というよりもむしろ親しみやすさと微笑ましさを感じさせるものでした。


日本vsブラジル、企業公式も白熱 XやDuolingoが日本公式に“挑発”投稿
Netflixブラジル法人の微笑ましい煽り


 各企業のブラジル法人が、これほどまでに公式アカウントを使って盛り上がり、勝利に大喜びする様子からは、日本戦がブラジルでも大きな注目を集めていたことがうかがえます。


 次に両国がピッチで相対する日がいつになるかは分かりませんが、その時もきっと、ピッチ内と同じくらい熱くユーモアあふれる舌戦がネット上を賑わせてくれそうです。

<参考・引用>
Brasil BR(@XBR)
Duolingo Brasil BR(@DuolingoBrasil)
Netflix Brasil(@NetflixBrasil)


(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026063003.html
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