PayPayを使っていて、エラーメッセージが表示された、なぜか支払えなかったといった経験はないだろうか。支払いたいときに使えないのはストレスが溜まり、一刻も早く解決したいものだ。
PayPayで通信エラーが出たときの対処方法
PayPayの通信エラーやトラブルとして報告されているパターンは、主に以下のとおり。
・「通信エラーが発生しました」のメッセージが表示される
・レジでなぜか決済できない
・ログイン画面に戻ってしまい、再ログインができない
・PayPayで送金したが、届いていないor受け取れない
こういった問題に対してできる対処策を、できる限り多く挙げてみた。
■PayPayアプリの再起動
PayPayの支払い画面をずっと表示させていると、支払えなくなることがある。そんなときに手軽に試せる手段で、PayPayをいったん終了させたうえで、タップして再起動する方法だ。
■VPN接続のやり直し
筆者もときどき実践する方法で、VPN接続ができていないとアプリ起動や支払いがうまくいかないことがある。スマホのVPNをいったんオフにしてから改めてオンにして、接続されたことを確認しよう。
ちなみにVPN接続とは「仮想専用線」のことで、インターネット上に仮想の専用線を設け、安全なルートを確保した上で接続する方式だ。利用者のプライバシーを保護し、第三者によるハッキングを防止するのに役立つ。まだVPN接続を導入していない人は、すぐに導入しておくのがおすすめだ。
■Wi-Fi接続をオフ
コンビニなどのWi-Fiで接続していて、なぜかPayPayを使えなくなった人もいるようだ。Wi-Fiはいったんオフにして、携帯電話会社の電波に切り替えよう。
■スマホの電源をオフ
スマホの電源を1回オフにしてから、再度起動してみよう。
■アプリの更新
アプリのバージョンが古いままだと、使えなくなることがある。たとえば2020年5月11日0時から、iOSはバージョン2.27.2未満、Androidはバージョン2.27.0未満が使えなくなった。
PayPayは随時アプリをアップデートしているため、古いバージョンの場合は更新してみよう。
■アプリの再インストール
アプリをいったん削除し、改めてインストールし直す手段だ。必然的に、PayPayの最新版をインストールすることになる。手順は以下のとおり。
1.PayPayのアイコンを長押し
2.×が表示されたら×をタップ
3.「削除」をタップ
4.App StoreまたはGoogle PlayでPayPayをインストール
5.「すでにアカウントをお持ちの場合 ログイン」をタップ
6.電話番号とパスワードなどを使ってログイン
ちなみにPayPayのアプリをいったん削除しても、アカウント情報は生きている。残高がゼロになるようなことはないので問題ない。また再インストールでは、ログインも改めて行うことになる。パスワードを覚えているか不安がある場合は、アプリを削除する前に確認しておこう。
■OSを更新
もっとも手間がかかるが、最終手段として使えるのがこちら。
スマホのデータのバックアップを取ったうえで、OSを更新する。OS更新だけでうまく行かないときは、PayPayの再インストールを行うのもおすすめだ。
PayPayが通信エラーになる原因
PayPayで通信エラーになる原因としては、アプリやOSのバージョンなどのほかに、PayPay側のシステムトラブルや回線障害なども挙げられる。
■システムトラブル
利用者が一気に集中してパンクするなど、PayPay側でシステムトラブルが発生することがある。このパターンになってしまうと、ユーザーとしてはしばらく待つしかない。大型のキャンペーン実施時などに発生することもあるので、キャンペーンは余裕をもって利用するのがおすすめだ。
■回線障害
ドコモ、au、ソフトバンクなどの回線が故障したり不通になったりすることがある。地震・台風などの自然災害が原因で発生することも。PayPay以外のアプリもほとんど利用できないなら、回線障害が発生している可能性が高い。
なお通信エラーがあまりにも頻繁に起こる場合、他のアプリでもトラブルが多発している場合は、スマホ本体やSIMカードが原因である可能性がある。携帯電話会社のサポートサービスに相談してみよう。
参照元:PayPayアプリのバージョンアップをお願いします【PayPay】
PayPay(公式)は→こちら
※サムネイル画像(Image:StreetVJ / Shutterstock.com)
By OTONA LIFE