シマダハウスの創業者の現場主義と地域への感謝の想いとは



シマダハウス創業者が91歳になっても自ら現場に立ち、千歳烏山...の画像はこちら >>


■プロジェクトの背景と社会的意義

2026年6月18日(木)と19日(金)の2日間で、東京都世田谷区・千歳烏山の「烏山区民センター広場」と調布市・仙川の「駅前広場」にて、「温湿度表示付時計台」のテープカット・表示板点灯式が執り行われました。

清水優子世田谷区副区長や長友貴樹調布市長(2026年7月21日(火)任期満了)をはじめとする多くの来賓が参列し、地域の皆様に見守られる中で新たな「街のシンボル」が誕生しました。

本プロジェクトは、シマダハウス株式会社の創業者であり、シマダグループ株式会社

代表取締役会長である島田政治(91歳)による、個人寄贈プロジェクトとして始動したものです。


シマダハウス創業者が91歳になっても自ら現場に立ち、千歳烏山と仙川に「温湿度表示付時計台」を寄贈した理由


「温湿度表示付時計台」は単なる記念碑的なモニュメントではなく、近年の深刻な夏の暑さに対して、数値の視覚化により住民の健康を守ること、スマートフォンの普及によって対面での地域コミュニティが希薄化する現代において、あえて人々が集う「リアルな待ち合わせスポット」となることを目的としています。

【プレスリリース】

シマダハウス創業者が地域還元。千歳烏山・仙川に「温湿度表示付時計台」を寄贈PR TIMES×

■ 1952年創業。「数坪の米屋」から始まった地域への感謝

シマダグループの原点は、1952年に世田谷区千歳烏山から始まった数坪の「島田精米店」にあります。その後、1960年に建築不動産業を創業し、不動産、介護、ホテル、飲食など、時代の変化に合わせて多角的な事業へと拡大を遂げてきました。

1963年に設立された新京建物株式会社(現・シマダハウス株式会社)は、1970年から1992年までの22年間、調布市仙川に拠点を構え、分譲住宅や賃貸業務を通じて地域と共に歩みを進めてきました。

「シマダグループの発祥の地は『千歳烏山』、シマダグループの不動産事業が始まった土地は『仙川』。長年お世話になった千歳烏山と仙川の地域の皆様に温かく支えられてきた歴史があり、その恩返しを確かな形にしたい。」

この島田の強い想いから、2つの地域への「温湿度表示付時計台」寄贈プロジェクトが具体化しました。

シマダハウス創業者が91歳になっても自ら現場に立ち、千歳烏山と仙川に「温湿度表示付時計台」を寄贈した理由


■ 「温湿度表示付時計台」こだわりの機能

  • 熱中症予防のための「温湿度表示」
近年の厳しい夏の暑さを視覚的に把握できるよう、LED表示板に温度・湿度が大きく表示されます。

  • 音声アナウンス
35℃になると、温度と熱中症注意の表示に切り替わり、注意喚起の音声が流れます。

  • 街に合わせたクラシックメロディ
毎日12時と16時に、街の雰囲気に調和するクラシック音楽が流れます。

千歳烏山では12時:ユーモレスク(ドヴォルザーク)16時:アメイジング・グレイス(讃美歌)、

仙川では12時:水上の音楽(ヘンデル)、16時:メヌエット(モーツァルト)が選曲され、街の日常に溶け込む音の演出を行います。


シマダハウス創業者が91歳になっても自ら現場に立ち、千歳烏山と仙川に「温湿度表示付時計台」を寄贈した理由


■ 図面修正16回! 91歳の創業者が体現する「現場主義」のリアル

「温湿度表示付時計台」の設置にあたり、島田のモットーである「現場に答えがある」という想いが徹底されました。

島田自らが何度も現地へと赴き、時計台が周辺と調和するか、お年寄りや子どもの目線から見やすいか、という点を確認、検証するため、現地には事前に「実寸大の模型」が作成され、高さやデザインの細部調整を繰り返しました。

設計事務所である有限会社都市建築工房をはじめ、セイコータイムクリエーション株式会社など各分野のプロフェッショナルと議論を重ね、重ねられた図面修正は実に16回にも及びました。

現地音響テストにも立ち会い、搭載スピーカーから再生される音の響きや、駅前の環境音との調和を一つひとつ確認。室内で聴く音と外で聴く音は全く異なることに気づき、妥協せずに音を追求しました。

シマダハウス創業者が91歳になっても自ら現場に立ち、千歳烏山と仙川に「温湿度表示付時計台」を寄贈した理由


実寸大の模型を設置し、確認 (左側が島田)

■約10年分のメンテナンス部品も寄贈

温湿度表示付時計台の他に、約10年分のメンテナンス部品、ムーブ(時計を動かす心臓部)、バッテリー、駆動器、表示板はLEDモジュールなどや電源なども寄贈しました。

今後「温湿度表示付時計台」のメンテナンス担当者が変わってもすぐに対応できるようにと、10年先を見据えた島田の想いがここにもありました。

【本プロジェクトにおける専門家・パートナー・企業一覧】

【音楽監修】小寺 麻由 氏(桐朋学園大学卒・ヴァイオリニスト)

仙川駅を最寄りとする、桐朋学園大学卒業。音楽の専門知識を活かし、千歳烏山と仙川の各エリアにおけるクラシック楽曲の選曲監修および、駅前環境に合わせた音源編集のアドバイスを担いました。

【アナウンス】遠藤 萌美 氏(フリーアナウンサー・元NHKキャスター)

熱中症注意喚起のアナウンス収録を担当。地域住民の安全を守るためのメッセージを明瞭かつ親しみやすい声で届ける役割を担いました。

【設計】有限会社都市建築工房

地域密着の設計事務所。様々なニーズに応え、これまでに培った知識と技術でクライアントの夢を形にし、長期的視野に立ち外観や空間をダイナミックに変化させるだけでなく、「砂塵からの保護」や「季節の変化への適応」など、これから変わりゆく建築物並びに都市環境を見据えた設計を施しています。本プロジェクトでは実寸模型を用いた現地での高さ・大きさ・デザインの細部調整、図面修正の設計業務を担いました。


【施工】田中土建工業株式会社

元内閣総理大臣 故田中角栄 氏によって創業された建設会社。

首都圏を中心に、建築工事・リノベーション工事・不動産事業を展開し幅広いプロジェクトを手がけています。本プロジェクトでは時計台を安全かつ確実に設置するための基盤工事および施工管理を統括しました。

【製造(時計塔)】セイコータイムクリエーション株式会社

街の塔時計やモニュメントクロックなど、パブリックスペース向けの時計を手がける国内大手メーカー。 高い精度と耐久性、美しいデザインで地域のシンボルにふさわしい時計塔を製造。本プロジェクトでは高い精度と耐久性を備えた時計塔本体の製造を担当しました。

【製造(LED表示板)】日本セック株式会社

LED表示板・時計修正システムなどの情報表示機器メーカー 主に工場、公共施設、交通インフラ向けの表示システムを開発・製造しており、生産管理板(進捗管理板)を世界に先駆けて製品化した企業。本プロジェクトでは温湿度表示版の製造を担いました。

シマダハウス創業者が91歳になっても自ら現場に立ち、千歳烏山と仙川に「温湿度表示付時計台」を寄贈した理由


■懇親会で明かされた島田の人間味と、モノづくりへの徹底した情熱

テープカットおよび点灯式の終了後、本プロジェクトに尽力したパートナー企業や地域関係者への感謝を込め、2日間にわたり懇親会が開催されました。式典の緊張感がほぐれたその席での会話から、プレスリリースや公式の場だけでは伝わらない、島田政治の「人間味」と「妥協なき姿勢と情熱」が伝わる会となりました。

最初のあいさつでは⁠自らマイクを握り、時計台の設置に至る経緯や地域への想いを熱く語りました。⁠

シマダハウス創業者が91歳になっても自ら現場に立ち、千歳烏山と仙川に「温湿度表示付時計台」を寄贈した理由


島田の「現場主義」とクオリティへの追求は、懇親会で振る舞われる料理についても事前に自ら試食を行い、参加者へのもてなしに至るまで妥協なく配慮を行き届かせていました。

シマダハウス創業者が91歳になっても自ら現場に立ち、千歳烏山と仙川に「温湿度表示付時計台」を寄贈した理由


こうした島田の妥協なき姿勢と情熱に対して、長期間にわたりプロジェクトをともに進めたパートナー企業からは、懇親会の席で次のようなリアルな生の声が寄せられました。


「温湿度表示付時計台は、まるで10年前からそこにあったかのように、街並みに違和感なく馴染んでいます。何より、私たち設計側より、会長ご自身の方が頻繁に現場へと足を運ばれていたのではないでしょうか。」 (エコラボデザインハウス様より)

「スマートフォンが普及していますが、だからこそアナログ時計が持つ価値を見直すきっかけになりました。夜間でも文字盤がはっきりと見えるよう内部照明を備えるなど、特注として一から製造を行いました。」 (セイコータイムクリエーション株式会社様より)

「表示板の角を丸くしてほしいというのは、会長ご自身からの強いご要望でした。実は、非常に大変な施工となるため技術的な観点から2度お断りした経緯があります。

弊社は50年続いている会社ですが、このような形状を作ったのは初めてのことです。今回の挑戦を経て、将来的にこの形が広く普及していくのではないでしょうか。」 (日本セック株式会社様より)

シマダハウス創業者が91歳になっても自ら現場に立ち、千歳烏山と仙川に「温湿度表示付時計台」を寄贈した理由


式典という公式な場の裏側で交わされたこれらのやり取りは、島田の情熱と、それに応えたパートナー企業や地域の住民との間に生まれた深い信頼関係を物語っています。

シマダハウス創業者が91歳になっても自ら現場に立ち、千歳烏山と仙川に「温湿度表示付時計台」を寄贈した理由


島田政治の発案から始まった今回の「温湿度表示付時計台」の寄贈プロジェクト。

企画から製作、設置に至るまで、多くのパートナー企業がそれぞれの専門性を生かしてプロジェクトに携わりました。

時刻に加えて温度・湿度を表示するこの時計台は、日々この場所を行き交う人に時間と現在の気象情報を伝えるとともに、地域の風景の一部として残っていきます。

その背景には、地域とのつながりを大切にし、現地に足を運びながら形にしていくという島田政治の姿勢がありました。

これからこの「温湿度表示付時計台」が、千歳烏山と仙川を行き交う人々の日常の中で時を刻み、地域の風景として長く親しまれていくことが期待されます。

~プロジェクト発起人の紹介~

シマダハウス創業者が91歳になっても自ら現場に立ち、千歳烏山と仙川に「温湿度表示付時計台」を寄贈した理由


■島田政治(しまだまさはる)

1935年2月27日生まれ(91歳)。
シマダハウス株式会社創業者・シマダグループ代表取締役会長

1952年、世田谷の地で数坪の小さな「米屋」から商売を興し、激動の昭和・平成・令和を駆け抜けながら、現在のグループ企業へと育て上げる。 91歳となった現在もその哲学は健在で、近年は「社会・地域に貢献でき、土台のしっかりとした強い会社」を目指し、延べ700人以上が参加する社員向け研修会や資格取得勉強会、2026年には金融セミナーを3回主宰するなど、未来の世代の育成に情熱を注ぎ続けている。

~創業者 島田政治からのメッセージ~

「私がずっと大切にしてきた言葉は『現場に答えがある』ということです。このプロジェクトにおいても、何度も現場に足を運び、実寸の模型を作成して現地での高さ、大きさ、デザインを細部まで調整し、地域の皆様のために何が最適なのか。地域の皆様の声に耳を傾けてまいりました。この温湿度表示付時計台が、千歳烏山と仙川の皆様にとって、毎日の暮らしに寄り添う場所になれば、これほど嬉しいことはありません。」



シマダグループについて

シマダハウス創業者が91歳になっても自ら現場に立ち、千歳烏山と仙川に「温湿度表示付時計台」を寄贈した理由


シマダグループ株式会社は、1952年世田谷区にある一軒の精米店から始まりました。飲食事業をはじめ、不動産・建築事業、介護事業・ホテル事業・保育事業・旅行事業・酒造事業。ほんのひとときから、一生涯まで。その時間が「いい時間(とき)」になるように、人生に寄り添う幅広い事業を展開しています。

<本社概要>

社名:シマダグループ株式会社

代表: 代表取締役社長 島田 成年

本社所在地:〒151-0053

渋谷区代々木3-22-7新宿文化クイントビル14階

シマダグループ 公式サイト:https://shimadahouse.co.jp/

シマダグループのウラを楽しくのぞき見できるミニメディア:シマ報|もっと知りたいシマダの情報
編集部おすすめ