いまや日本代表の頼れる守護神となった鈴木彩艶。
ワールドカップの舞台でさらに評価を高めると、世界最高峰のプレミアリーグへの移籍が決まった。
イタリアのパルマから、アストン・ヴィラに総額3500万ユーロ(約64.5億円)で移籍。
昨季のプレミアリーグ4位だったヴィラは、UEFAヨーロッパリーグでも優勝しており、今季はUEFAチャンピオンズリーグに出場する。
ヴィラにはGKエミリアーノ・マルティネスも所属しているが、アルゼンチン代表34歳の守護神は放出される可能性がある。
そうしたなか、ヴィラのウナイ・エメリ監督は、『U-NEXT』のインタビューで、鈴木についてこう語っていた。
「我々は彼の能力やGKとしての資質を深く分析し、ワールドカップ前から非常に強い関心を寄せていた。
ワールドカップで彼は素晴らしいプレーを見せたが、関心を寄せるチームがさらに増えたため、我々にとっては厳しい状況となった。
しかし、エミリアーノ・マルティネスが移籍の扉を開いてほしいと要望していたこともあり、我々も明確な考えを持っていた。
鈴木のような新しい若手GKの獲得に取り組んでいた。もちろん、彼がアストン・ヴィラへの加入を選び、プレミアリーグでともに挑戦することを決めたことは非常に嬉しい」
「まず第一にGKはゴールを守らなければいけない。また、ゴール前のスペースを支配しなければならない。
私にとって非常に重要なのは、彼がボールを持ってビルドアップでどのようにプレーできるか、ショートパスやロングパスを駆使して支配できるか。
これらは全体として我々が非常に高く評価している点であり、彼を選んだ理由でもある。
彼は若くして代表での素晴らしいメンタリティも持っている。GKコーチとの面談でも我々の取り組みにとても強い関心を示していた。GKとしてプレミアリーグで成長するプロセスについてもね」
スペイン人のエメリ監督は、ビジャレアル時代に久保建英を指導した経験もあるが、日本人選手についてはこう語っている。
「日本人選手がいる多くのチームと対戦してきたが、どの日本人選手も規律を示してきた。
私は日本人選手を大いにリスペクトしている。
その規律正しさや、やるべき仕事に対する献身的な姿勢は、文化的なものだと思う。
日本代表監督だったメキシコ人のハビエル・アギーレがかつて日本のことを教えてくれたことがある。
『ウナイ、日本に行ける機会があるなら、それは素晴らしいことだ。日本は素晴らしい国、人も素晴らしい』とね」
アギーレは2014年~2015年まで日本代表を指揮し、マジョルカ時代には久保を指導したこともある。
エメリ監督は、アギーレ同様に日本人の性質をリスペクトしているとのこと。
筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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