2-2の引き分けとなったワールドカップの日本対オランダ戦。
日本代表は強豪相手にリードされる苦しい展開だったが、2度も追いつく粘りを見せて、勝点を手にした。
一方、逃げ切りを図ったオランダのロナルト・クーマン監督は、終盤に守備固めに出たが、守りきれず…。
『ESPNオランダ版』は「逃げ切りを図ったクーマン監督はシステム変更を決断。スピードのある攻撃陣を下げ、5人目のディフェンダーを投入したが失敗に終わった」と分析。
オランダの名門アヤックスなどでプレーした元デンマーク代表ケネス・ペレスもこう指摘していた。
「クーマンの意図は理解できるが、裏目に出た。
結果的に混乱を招いただけで、何も得られなかった。
4-3-3システムから5-2-3、そして5-3-2へとフォーメーションが変わってしまった。
そのせいで無力だった日本を生き返らせてしまった。プレースタイルを変える必要はなかった」
一方、クーマン監督は、采配についてこう説明していた。
「日本を分析すると、彼らは非常に高い位置からプレスをかけることが多いチームだ。だが、この試合の大半ではそれはせずに、待ち構えていた。
我々はより速くサイドを突破して、1対1の状況を作り出せることもあったが、簡単ではなかった。
(終盤は)もはや攻撃のチャンスはほとんどなく、下がって守備を固める必要があった。
ボールコントロールに長けた(FW)メンフィス・デパイを投入することで、ゴールから距離を置くことができるようになるはずだった。
それについてどう思うかは君たちの自由だ。だが、私は失望していない。彼らは全力を尽くし、いいプレーも見せた。
我々オランダ人はどんな相手にも勝たなければいけないと思っているが、日本は単純に素晴らしいチームだ」
日本の戦い方は普段とは違ったとしつつ、難しい相手だったと釈明していたようだ。
筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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