◆第108回全国高校野球選手権神奈川大会▽5回戦 鎌倉学園8―4平塚学園=延長10回タイブレーク=(18日・平塚)

 鎌倉学園が平塚学園との延長10回タイブレークの激闘を制し、7年ぶりの8強入りを決めた。

 両者一歩も譲らず4―4で試合は延長戦に入り、無死一、二塁から始まるタイブレークに突入。

10回に四死球と2本の安打などで一挙4点を奪うと、最後は左腕・堀井祥吾投手(3年)が無失点で締め、138球を投げ抜く完投勝利を飾った。

 エースが最後までチームを支えた。堀井は9安打4失点、8奪三振。初回から走者を背負う苦しい展開にも最速135キロの真っすぐとカーブ、スライダーを巧みに操り、「平塚学園の打線は振りが強く、どこに投げても打たれそうだった。でもバックを信じて思い切って投げることだけを考えた」と粘り強く腕を振り続けた。

 試合後、竹内智一監督は「生徒が頑張ってくれた。その一言に尽きます」と教え子をたたえた。10回の攻撃では先頭打者の阿部栞大(3年)の打席途中で半田竜吾(3年)を代打に起用。「阿部の初球の強さと、追い込まれてからの半田の強さを考えた。1打席をみんなでつないでいく形は練習試合から取り組んできた」と采配の意図を明かした。

 4点の援護を受けて迎えた10回裏。堀井は「一つずつ丁寧にアウトを取ることだけを意識しました」と3者凡退で試合を締めくくった。

「まだここで満足はできない。エースとしてチームを勝たせられる投手になりたい」と力強く次戦を見据えた。

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