全日本漬物協同組合連合会(全漬連)の「漬物価値創造委員会」(平井誠一委員長、籠島正雄副委員長)は6月、第2回委員会を開き、5月に開催したインナーマーケティング(IM)チーム、食育推進(食推)チーム両分科会の活動内容を共有した。

 同委員会は4月に発足し、「喫食機会の創出」「喫食世代の拡大」「漬物で想起されるネガティブイメージの転換」を活動方針に決定。
業界内で漬物への誇りを醸成するIMチームと、学校教育を通じた普及を目指す食推チームの2チーム体制で活動を進めている。

 5月の分科会では、IMチームが農水省との連携による「漬物で野菜を摂ろう」運動や日本料理アカデミーとの連携、漬物マイスター制度の創設、健康価値の発信などを重点施策として整理。食推チームは学習指導要領解説への「漬物」明文化を見据えた資料作成や、文部科学省・国会議員への働き掛けを進める方針を確認した。

 第2回委員会では、新進、やまうによる小学校家庭科副教材を活用した食育活動も報告された。両社は副教材と福神漬を無償提供する取り組みを5年間継続し、2026年は129校・1万6100部、累計では553校・約7万部を配布。授業をきっかけに家庭で漬物に触れる機会を創出するなど、活動成果を紹介した。

 今後は青年部全国大会での活動報告も見据え、施策の具体化を進め、業界全体で漬物の価値向上と消費拡大につなげていく考えだ。

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