テーブルマーク 北米に具付き冷凍うどん 「日本の食文化を浸透させる」明田執行役員
明田武史執行役員
 テーブルマークは、北米で具付き冷凍うどんの販売に注力する。新たにナショナルブランド(NB)で「海老天うどん」「てりやきうどん」「汁なしカレーうどん」の3品を開発。
6月28日からアメリカ・ニューヨークで開催された食品展示会「Summer Fancy Food Show」に出展し、麺のコシや本格感に高評価を得た。海外で日本食人気が高まる中、冷凍麺の売上世界記録(ギネス認定)を誇る同社が新市場の開拓に挑む。

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明田武史執行役員 海外事業を担当する明田武史執行役員によると、テーブルマーク社は北米やアジアに冷凍食品を輸出しているが、アメリカの構成比が5割以上を占める。同国の調理冷凍食品市場は約3兆円とされ、そのうち中国・韓国・日本などアジアンフードは約3000億円に達する。

 現状、アメリカの冷凍食品市場で本格的なうどん製品は存在しないという。またラーメン専門店は1500店以上に増えたが、うどん専門店は50店程度と黎明期にある。

 明田氏は「われわれは今回の冷凍うどんを単なる商品輸出ではなく、日本で培ってきた食文化や価値を、現地のお客様の嗜好や日々の食シーンに合わせて提案・浸透させていく取り組みに位置付けている」と力を込める。

 新商品の開発コンセプトは「True Japanese Quality, Ready in Minutes」。日本で50年以上にわたり培ってきた開発技術を生かし、数分の電子レンジ調理で本格品質の具付きうどんを楽しめるようにした。

 「海老天うどん」(261g)は日本のうどん屋を想起させる本格派。「てりやきうどん」(305g)はアメリカでなじみのある“Teriyaki”の甘辛いおいしさに仕上げた。「汁なしカレーうどん」(304g)は「カレーハウスCoCo壱番屋」監修で商品化。
日本式カレーの味わいを再現した。

 今後に向け、明田氏は「現状はアジアンスーパーでの販売が始まったところ。現地のローカルスーパーにも採用していただけるよう取り組む」と展望した。営業体制は日本からの出張に加え、ダラスに駐在員を置く。

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