ファミリーマート 「こども食堂」と新プロジェクト エピソード募集や企業参加イベントも
大澤寛之氏(ファミリーマート)
大澤寛之氏(ファミリーマート) ファミリーマートは、「こども食堂」を応援する新プロジェクト「みんなのこども食堂ものがたりフェス2026」を開始する。

 同社は、2019年の「ファミマこども食堂」立ち上げにおいて、NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえをサポートした時より、継続応援助成(21~25年度)として延べ5,867団体の運営を支援。
スタート応援助成(23~25年度)では611箇所の立ち上げを後押し。全国47都道府県すべての地域で支援の輪を広げてきた。

ファミリーマート 「こども食堂」と新プロジェクト エピソード募集や企業参加イベントも
三島理恵氏(むすびえ)
三島理恵氏(むすびえ) こども食堂は全国12,602箇所に広がり、名前認知率は86・9%に達するも、活動内容を知っている人は48%にとどまり、「名前を知っているが内容は知らない」人は38・9%と多い。しかも半数が「子どもや生活困窮者向けの場所」という先入観がある。

 そこで、こども食堂の本当の姿を発信するため、むすびえ主催で「みんなのこども食堂ものがたりフェス2026」を開催。プロジェクトにはファミリーマートをはじめ、趣旨に賛同したアマゾンジャパン合同会社、イオン、イオンタウン、木徳神糧、タカラトミー、日本ケロッグ合同会社、ハウス食品グループ本社、ポケモン・ウイズ・ユー財団、ホットスケープ、ライオンなど趣旨に賛同した企業が参加する。

 フェスの内容は、8月4日から10月31日まで全国のこども食堂から「ものがたり(エピソード)」を募集し、SNS・WEBで発信するほか、企業・団体との協働キャンペーンや参加型イベントとして、10月31日に埼玉県ふじみ野市のイオンタウンふじみ野で、むすびえや参加企業によるイベントを開催し、ブース出展やトークショーなども予定されている。

 ファミリーマートとこども食堂は4日、協働した5年間の振り返りと、フェスへの想いなどを共創企業を交えて報告した。この中でファミリーマートマーケティング本部サステナビリティ推進部の大澤寛之部長は、「こども食堂そのものがオープン型スタイルをとっており、これこそファミリーマートが得意とすることだ。プログラムを開始して5年の節目だが、新しい5年に向けて、ともに取り組んでいきたい」など語った。

 むすびえの三島理恵理事長は「こども食堂は全国12,602箇所に広がり、それぞれの取組みには、それぞれの温かい営みがある。活動は企業の応援が大きな支えとなり、こうした活動が大事だということを社会に伝えて行きたい。
フェスでは沢山のエピソードを寄せられるはずで、それを通してこども食堂の様子を知ってほしい。

熊本地震 ネットワーク活かし安心の場を

(熊本地震について)全国のこども食堂では、緊急時でも現場の要求に応じながら臨機応変に活動している。コロナ禍の社会活動が止まった時でも、5割以上のボランティアが何かしらの活動を行った。今回の熊本地震でも余震が続く中で、普段使っている公民館を避難所にして、炊き出しも行っている。支援の呼びかけにより、こども食堂の仲間が支えあうケースも各地で起きている。交通が寸断している地域は、他県から物資を届けるとか、こども食堂同志の物資支援、食支援も展開されている。こういう時だからこそ、普段のつながりや地元関係者とのネットワークを活かしながら、少しでも安心につながるような支えになってほしい。

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