ローソン オールドニュータウン再生へ 首都圏初「ハッピーローソンタウン」
店内のイートインスペース
 ローソンは8月4日、東京都日野市の高幡台団地内に「ハッピーローソンタウン日野高幡台店」をオープンした。KDDI、UR都市機構、日野市と連携する首都圏初の「ハッピーローソンタウン」で、初の集合住宅型モデルとなる。
高齢化や人口減少が進むニュータウンを対象に地域コミュニティの拠点づくりを進める。

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店内のイートインスペース

 「ハッピーローソンタウン」は、店舗を拠点に健康や交流、防災など暮らしを支える機能とテクノロジーを融合し、マチの再創生を目指すもの。6月に開設した大阪府池田市の1号店に続く2号店で、今後は2030年までに全国100カ所への展開を目指している。 

 同店では食品スーパー「コモディイイダ」から調達した生鮮品を販売するほか、調剤薬局、OTC医薬品、小上がり付きイートインスペース、相談窓口やAIを活用したサービスなどを備え、買い物だけでなく暮らしを支える機能を集約した。

ローソン オールドニュータウン再生へ 首都圏初「ハッピーローソンタウン」
生鮮品や冷凍魚が充実
生鮮品や冷凍魚が充実

 新たな取り組みとして、タブレットを活用した宅配サービスも実証する。ビデオ通話で店舗スタッフが注文を支援し、配達は店舗従業員が担当することで高齢者も利用しやすくした。10月をめどにオンライン診療サービスの導入を検討するほか、配送ロボットの実証実験も開始する予定だ。

 オープンセレモニーで竹増貞信社長は「昭和40~50年代に整備されたニュータウンは50年以上が経過し、高齢化や入居率の低下が進んでいる。一方で、ゆとりある住環境という魅力もある。地域に根差した店舗づくりを通じ、『ここに住みたい』と思われる街をつくり、オールドニュータウンの再活性化に挑戦したい」と語った。続けて「この店に来れば健康や生活に関する相談もできる。平時は便利で快適に過ごせ、有事には安心を支える店を目指す」と強調した。


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店内に設置された「Pontaよろず相談所」
店内に設置された「Pontaよろず相談所」

 KDDIの村元伸弥執行役員は「通信とテクノロジーの力で安心・安全に暮らせる街づくりに貢献したい」とし、日野市の古賀壮志市長は「コンビニは買い物をするためだけでなく、地域で育てていく社会インフラだと改めて感じた」と述べた。独立行政法人都市再生機構の高藤喜史理事は「持続可能な郊外団地モデルの構築を目指したい」と期待を寄せた。

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