サントリービバレッジ&フードは8月6日、上期(12月期)決算説明会で自販機チャネルでの販売数量が第1四半期・第2四半期ともに前年同期比で伸長したことを明らかにした。

 この日、決算説明会に臨んだ木村譲介社長は、自販機での上期の成果として、法人向けサービスの展開・AI活用したオペレーション革新・自販機専用商品の展開などの取り組みを挙げる。


 法人向けサービスは、オフィスで飲料と軽食が販売できるサービス「ボスマート」やコミュニケーション活性化という経営課題に向けたサービス「社長のおごり自販機」、健康経営サービス「SUNTORY+(サントリープラス)」など多岐に展開。

 サントリービバレッジソリューションが展開する自販機キャッシュレスアプリ「ジハンピ」の法人への導入も進んでいるという。
 「『簡単・便利で従業員の皆様のお役に立てられる』ということをお伝えして『ジハンピ』を活用しながら開拓している」と語る。

 「ジハンピ」は6月末時点で2000万ダウンロードを突破。「ジハンピ」対応台数は6月末時点で全国21万台以上へと拡大し、「ジハンピ」対応自販機は非対応自販機と比べて売上金額が平均3%以上アップしたことも判明した。

 AIを活用したオペレーション革新については「約35万台の自販機に毎日オペレーションするためには効率がとても大事。どのロケーションにどの商品を入れると一番効果的かについて、今までは優秀な人の知見に頼ってやっていたが、これこそまさにAIが活躍する領域であり、最適なルートを含めAIを活用しながら取り組んでいる」と説明する。

 自販機専用商品としては、アトリオン製菓の「ヨーグレット」とコラボした「飲むヨーグレット」や小腹満たしに好適な「飲むぶどうゼリー」などが奏功したとみられる。

 「買いたいと思ったときにすぐそばにあり、普通の売場にはない商品のニーズが非常にある。我々は自販機専用商品を開発・展開できる能力を身に付け、自販機の売上に効果を出していると理解している」と述べる。

 なお、「ジハンピ」についてはアクティブユーザー化に取り組んでいる。
 「一度は利用したものの最近は利用していないお客様もいらっしゃる。
より多くのお客様に継続的に使っていただけるような工夫を今行っている」という。

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