8月22日、東京本社(東京都港区)で開催された初の「マジョレット」ファンミーティングがその一歩。
玩具ライフスタイル事業部事業部長 兼 玩具ライフスタイル事業部玩具ブランド企画部部長の奥田薫さん ファンミーティング開催の狙いについて、会場で取材に応じた奥田薫さんは「お客様の声を社員が知らなければいけないと考え、一方通行ではなく相互にコミュニケーションできる場を設けさせていただいた。お客様がより喜んで下さることを探るとともに、お客様同士がオフラインでつながる場にしていきたい」と説明する。
参加者同士の交流を促進するものとして、参加者選りすぐりのコレクションを陳列できるショーケースを参加人数分設けた。
「マジョレット」はフランスで誕生した60年以上の歴史を持つミニカーブランド。ドイツの玩具メーカーSimba Dickie (シンバ・ディッキー)がブランドを所有し、日本のパートナーであるカバヤ食品が1978年から「マジョレット」のミニカー付きの菓子(玩具菓子)を発売している。
今年、キダルト(子どもの心を持った大人)向け市場の拡大などを追い風に、菓子が付属しない玩具事業に本腰を入れる。
「これまで玩具菓子としてお菓子売場のタッチポイントを作ってきたが、お子様をターゲットとしているため棚の最下段の置かれることが多く、大人目線では気づかれない。(キダルトに向けた)適正な場所として玩具売場などを狙っていく」と語る。
「今回のイベントでも、他ブランドのミニカーも愛好されている方が多く見受けられたように、コレクター層にきちんとアプローチしていけばシェアを奪うのではなく共存できる。ミニカーは1台1台に『親から買ってもらった』や『自分で初めて買った』など単なるモノではなくエピソードがついていて物凄く質の高いコレクションだと改めて感じた」と捉えている。
「玩具菓子ではお子様向けに海外の消防車などのエントリーモデルの車種、玩具ではコレクターモデルと車種を分けていく。コラボレーション商品も計画している。玩具のチャネル開拓では家電量販店や飲食関係を狙っている」との考えを明らかにする。
親から子へと代理購買される傾向にある「セボンスター」や「ほねほねザウルス」の玩具菓子ブランドと比べて、「マジョレット」は購買者と直接接点が持てる点に着目する。
「お客様へ直にメッセージを送るなどコミュニケーションできるところが大きい。まず『マジョレット』で顧客基盤を構築し、ファーストパーティーデータやノウハウを蓄積してから他のブランドでも展開していきたい」と意欲をのぞかせる。
豪華賞品が手に入る「マジョレット」車種当てゲームやシンバ・ディッキーのスペシャルメッセージ上映も行われ、参加者交流の時間も設けられた。
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