マンチェスター・ユナイテッドが、チェルシーに所属するブラジル代表MFアンドレイ・サントスを獲得することで合意したようだ。8日、イギリスメディア『BBC』やスポーツ専門メディア『アスレティック』などが伝えている。


 マンチェスター・ユナイテッドでは、ブラジル代表MFカゼミーロが契約満了で退団したほか、ウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテがFIFAワールドカップ2026でひざの前十字じん帯を損傷したことで長期離脱となったことを受け、中盤の補強に動いているものの、イングランド代表MFエリオット・アンダーソンやポルトガル代表MFマテウス・フェルナンデスらの争奪戦には敗れていた。

 そうしたなか、A・サントスへの関心を示すと、チェルシーは放出に積極的な姿勢ではなかったものの、選手本人が定期的な出場機会を求めて移籍を強く望んでいることから、交渉が急速に進展したようだ。

 報道によると、マンチェスター・ユナイテッドはA・サントスの移籍金として初期費用4800万ポンド(約104億円)を支払うほか、容易に達成可能な200万ポンド(約4億円)の追加条項が付随する形でチェルシーと合意した模様。さらに、チェルシーは将来的な転売時に利益の10%を受け取る条項も契約に盛り込んだという。

 すでにA・サントスにはメディカルチェックを受ける許可が与えられており、個人条件でも合意済みと報じられていることから、マンチェスター・ユナイテッドへの加入は決定的になっている。

 現在22歳のA・サントスは、母国のヴァスコ・ダ・ガマの下部組織出身で、2022年1月にトップチーム昇格を果たした。2023年1月に1200万ユーロ(約22億円)と報じられた移籍金でチェルシーに完全移籍加入。労働許可証の問題により同3月に古巣にレンタルで戻り、2023年夏にチェルシーに復帰した。

 その後、2023年8月にノッティンガム・フォレストに、2024年2月からはチェルシーの姉妹クラブであるストラスブールにレンタル移籍を経験し、2025年夏にチェルシーに復帰。2025-26シーズンはエクアドル代表MFモイセス・カイセドやアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスらの控えという立ち位置ながら、公式戦43試合出場で3ゴール4アシストを記録した。

 また、世代別のブラジル代表にも名を連ね、U-20代表の一員として臨んだU-20南米ユース選手権では、主将として全9試合中8試合に出場し6ゴールをマーク。大会得点王に輝き、チームを優勝へ導いた。
さらに、2023年5月から6月にかけて開催されたFIFA U-20ワールドカップでも主将として全5試合に出場。2023年3月にはA代表デビューも飾り、FIFAワールドカップ2026のメンバーからは外れたものの、これまで通算6試合に出場している。
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