リヴァプールの前指揮官アルネ・スロット氏が、代表チームではなくクラブレベルでの現場復帰を望んでいることを明かした。11日、オランダメディア『Voetbal International』が同氏のコメントを伝えている。


 オランダ代表はFIFAワールドカップ2026のラウンド32で敗退を喫し、オランダサッカー協会(KNVB)はロナルド・クーマン前監督の退任を発表。現在も後任は決まっておらず、これまでピーター・ボス氏やエリック・テン・ハフ氏らが次期監督候補として報じられてきた。

 昨シーズンまでリヴァプールを率いていたスロット氏も、後任候補の1人として目されていたが、自身は「その憶測は誤りだ。我々は、そもそもそのような段階の協議には至っていない」と語り、KNVBと代表監督就任への具体的な交渉を行っていないことを明かした。

 さらに、現在47歳の同氏はクラブレベルでの指揮官を継続することを望んでおり、KNVBに敬意を表しながら以下のようにコメントを続けている。

「今の段階では、毎日選手たちと一緒に練習場で過ごすことを望んでいる。代表チームでは、クラブと同じようなことができないからね。だからこそ、私は(KNVBとの)交渉を継続せず、契約内容について話さなかったんだ」

「代表チームとKNVBには敬意を払っているし、あの話し合いがプロフェッショナルな雰囲気で進めることができたのは感謝している。現時点では、クラブの方が私にとって魅力がある。いつか代表監督として国を代表できるとしたら、光栄なことだ。でも、今はまだその時ではないということだ」

 スロット氏は、2016年にカンブールで監督キャリアをスタートさせると、その後AZを経て、2021年夏にフェイエノールトの指揮官に就任。フェイエノールトでは、2021-22シーズンにUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ決勝に導くと、翌シーズンはエールディヴィジを制覇した。
2024年夏にリヴァプールに引き抜かれると、就任初年度からプレミアリーグ優勝を勝ち取り手腕を発揮したが、2025-26シーズンは不安定な戦いが続き、シーズン終了後に退任が発表された。
編集部おすすめ