2月のミラノ・コルティナ五輪スノーボード・ビッグエア男子で銀メダルを獲得した木俣椋真(ヤマゼン)が16日、スノーボードを引退し、ボートレーサーを目指して挑戦する意向を発表した。

木俣は「この度、私、⽊俣椋真はスノーボード競技を離れ、新たな競技『ボートレース』へ挑戦することを決意いたしました。

新たな競技では、また⼀からのスタートになりますがスノーボーダーとボートレーサーの親和性を先頭に⽴って作り上げていきたいと考えております。簡単な道のりではないことは⼗分に理解していますが、これまで培ってきた経験や挑戦する姿勢を⽣かし、新しい舞台でも⾃分らしく努⼒を積み重ねていきたいと思います」と思いを示した。

 ◇木俣 椋真(きまた・りょうま)2002年7月24日、愛知・名古屋市生まれ。23歳。父の影響で3歳からスノーボードを始め、20年ユース五輪のBAで優勝。同年のW杯(米国)で2位に入るなど活躍。けがに苦しみ、その後2年間は大会で大きくふるわなかったが、23年世界選手権SSで日本男子初メダルとなる2位に入り、25年世界選手権BAで金メダルを獲得。初出場した26年ミラノ・コルティナ五輪ではビッグエア銀、スロープスタイル11位。

 木俣の発表コメント全文

「これまで競技を続けてこられたのは、家族、コーチ、チームスタッフ、スポンサーの皆様、そしていつも応援してくださったファンの皆様のおかげです。まずは、⼼より感謝申し上げます。私にとって、スノーボード競技スロープスタイル・ビッグエア種⽬でオリンピックメダルを獲得することが競技⼈⽣における⼤きな⽬標でした。その⽬標を達成できたことで、⾃分⾃⾝と向き合い、これからの競技⼈⽣について深く考える時間を持ちました。

その中で、『今だからこそ、新しい環境に⾝を置き、⾃分の可能性に挑戦したい』という気持ちが強くなり、今回の決断に⾄りました。

 この決断は決してスノーボードへの思いが薄れたからではなく、スノーボーダーが競技引退後に進む新たな道を⾃ら切り拓きたいと考えたからです。スノーボードは私を⼤きく成⻑させ、多くの出会いや経験、そしてかけがえのない時間を与えてくれた⼤切な競技です。その感謝の気持ちは、これからも変わることはありません。

 新たな競技では、また⼀からのスタートになりますがスノーボーダーとボートレーサーの親和性を先頭に⽴って作り上げていきたいと考えております。簡単な道のりではないことは⼗分に理解していますが、これまで培ってきた経験や挑戦する姿勢を⽣かし、新しい舞台でも⾃分らしく努⼒を積み重ねていきたいと思います。

 これまでスノーボード競技を応援してくださった皆様には、改めて⼼から御礼申し上げます。木俣椋真」

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