大相撲名古屋場所9日目(20日・IGアリーナ)

 西前頭14枚目・獅司(雷)が西同12枚目・阿炎(錣山)を押し出し、幕内一番乗りで勝ち越しを決めた。9日目での勝ち越しは自己最速。

「幕内で初めてですよね。良かった。うれシシ(獅司)です」と笑顔を見せた。

 取組前の朝には雷親方(元小結・垣添)から部屋宿舎で、おかみさんから電話で助言を受けていた。「下から見て、これ(はたき)があるから。落ちないように」。阿炎のはたきを警戒しつつ、頭を下げて前進。相手の引きを逃さず押し出した。「まわしを取れなかったけど、前に出て良かった」とうなずいた。

 1敗で関脇・安青錦、平幕、琴栄峰と並んでトップを走る。ウクライナ出身の29歳は「まだまだ終わってない。勝ち越したので、この後も自分の相撲を取れればいい」と気合を入れた。

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