男女2人組グループ「いきものがかり」がこのほど、出演するNHKワールドJAPANの音楽番組「tiny desk concerts JAPAN」の収録を東京・渋谷の同局で行った。

 米国の公共放送・NPR(National Public Radio)が2008年にネット展開し、ブームを巻き起こした音楽コンテンツの日本版。

オフィス内にある約3メートル四方(6畳程度)のスペースで全10曲を披露し、代表曲「じょいふる」ではオリジナルのタオルを回す聴衆とともに盛り上がった。

 演奏を終えたボーカルの吉岡聖恵は、目を輝かせて「皆さんの顔は忘れません!」と大興奮。特殊な環境での生演奏に「頭から湯気出ながらやってましたね。非日常だけど、皆さんの日常に入っている感じ。オフィスで仕事している時の顔が見られたので得した気分」と空間を満喫した。

 過去に同番組に出演した小沢健二の演奏映像を見て衝撃を受け、収録に臨んだ。吉岡はすぐ目の前の聴衆に「菩薩(ぼさつ)のような顔で見ていて、終わった後、拝んでしまった。不思議な温かさがあった」と感謝した。

 2人がまだ高校生だった25年以上前に、地元の神奈川・厚木、海老名で繰り返していた路上ライブにも似た距離感。リーダーでギターの水野良樹は、当時の自分たちと重ね合わせ「その人の存在感があるかないかを試される」。普段のライブとは異なる楽器の編成で「演奏陣も距離が近い。熱気がこもって、ライブハウスらしさと路上ライブらしさがドッキングした感じ」と感想を述べた。

 同番組は世界160の国・地域に向けて26、27日に計4回放送される。

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