◆第76回キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス・英G1(日本時間7月25日23時35分発走、アスコット競馬場・芝2390メートル)

 英国アスコット競馬場が24日、公式インスタグラムでキングジョージ6世&クイーンエリザベスS・英G1に出走するマスカレードボール(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ドゥラメンテ)の手塚貴久調教師のインタビューをアップした。同レースはJRA海外馬券発売対象レースとなっている。

 マスカレードボールは前走の香港クイーンエリザベス2世C(2着)に続く海外遠征となった。今回は香港より輸送時間がかかる欧州への長旅だったが、現状について聞かれた手塚貴久調教師は「輸送はまるまる2日かかるということですごく心配していました。初めての経験ですし、そこまで長い輸送というのは。心配していたんですけど、パートナーと2頭で来られたので、こちらが思っている以上に輸送に関しては成功したんじゃないかなと思って。ニューマーケットに着いた時も日本にいる時と変わらないぐらいの体重で、ストレスもなくニューマーケットに到着したことが一番大きな成功かなと思います」とここまで順調に過ごせていることを強調した。

 さらに、キングジョージ参戦を決めた理由について質問が及ぶと、手塚師は「昨年のジャパンカップが終わった後に、世界一位の馬に接戦できたことも要因のひとつなんですけど、それ以上にオーナーの吉田がとてもアスコット競馬、イギリスの競馬に関して思い入れが深く、強い馬が出れば是非行きたいと前々から言っていたので、今年はそのチャンスであることは間違いないと思ったので、私もそれに賛同してチャレンジしたいと思いました」と経緯などについて語った。

 昨年のジャパンCではカランダガンに頭差2着と惜敗したが、今回は英国の地で再び顔を合わせる機会に恵まれた。「昨年は頭差だったんですけども、着差以上に強いと思いました。それから半年近く経って、マスカレードボールは3歳から4歳になって、間違いなくパワーアップしていると思います」と成長力に期待しながらも、「パワーアップして今回はどれだけやれるか楽しみはあるんですけども、難しいチャレンジかと思います」と慎重な姿勢も見せた。

 イギリスのキングジョージは、フランスの凱旋門賞に匹敵する欧州最高峰のレースに位置づけられる。指揮官は「世界最高の格式の高いレースのひとつであると思うんです。日本人は凱旋門賞と言うんですけど、イギリスのキングジョージはそれに勝るとも劣らないレースだと思うので、チャレンジするだけでもうれしいですし、有力馬でチャレンジ出来るのは感謝の気持ちです」など抱負を語った。

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