J1清水は24日、元韓国代表MF元斗才(ウォン・ドゥジェ、28)の新加入会見を三保クラブハウスで行った。187センチの長身を誇る守備的MFは「チームが目標とするタイトル獲得に貢献したい」とリーグ制覇への強い決意を口にした。

 高さを生かした守備と正確なフィードを武器とする元は、漢陽大から2017年に当時J2だった福岡でプロキャリアをスタートし、2シーズンプレー。その後は韓国国内クラブを経て、2024年からはUAE1部ホール・ファカンでプレーした。韓国代表としても国際Aマッチ出場経験があり、北中米W杯の代表候補にも名を連ねたが、2月中旬に受けた手術の影響もあり、本大会メンバー入りは逃した。

 特別大会後にはMFマテウスブエノが鹿島、MF宇野禅斗がドイツ1部ボルシアMGへ移籍。中盤の補強として元に加え、ブラジル1部セアラーSCからMFディエギーニョ、FC東京からMF小泉慶も加入した。新戦力の一人として期待を集める中、手術箇所については「何も問題ない」とコンディションに不安がないことを強調した。

 会見ではユーモアあふれる一面ものぞかせた。通訳が同席する中、会見場に入ると流暢な日本語で「失礼します」とあいさつ。欧州キャンプ初日には、あまりに自然な日本語を話したため、吉田孝行監督が「日本人選手が加入した」と言い間違えるほどだったという。日本語は本格的に勉強したわけではないが、「頭がいいので」と、これもまた日本語で冗談交じりに語り、高い適応力をうかがわせた。

 吉田監督は「縦パスやサイドチェンジなど、大きな展開につながるボールの精度がある。体は大きいけれど鈍さがないところも武器」と高く評価。

福岡時代はDF登録だったことにも触れ、「センターバックもアンカーも両方できる選手」と期待を寄せた。

 背番号は「6」に決定。これまで大榎克己氏、杉山浩太氏、竹内涼(岡山)、宮本航汰(愛媛FC)、今夏移籍した宇野らが背負ってきた伝統ある番号だ。「自分のポジションには6番が似合うと思いました。エスパルスで伝統ある番号だと知っています。その期待も受け止めていますし、これまで6番をつけてきた選手に負けない存在になりたい」と力強く誓った。

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